2006年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第7戦 RACE REPORT
<第7戦・スポーツランドSUGO>  9月16日・17日
<観客動員数> 16日/ 6,500人・17日/16,000人
<TV放映> フジテレビ「モタスポ」毎週火曜日 25:38〜26:08
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#41)
ビヨン・ビルドハイム
ドライバー(#42)
井出 有治
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
(#40)吉田 則光(#41)服部 尚貴
チーフエンジニア
(#40)ロブ・アーノット(#41)山中 芳樹
HARD
シャーシ 
LOLA B06/51 FN06
エンジン
HONDA HF386E V8 3000cc
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
玉置商事株式会社
TAMAKI
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI
株式会社ルネサステクノロジー
RENESAS
株式会社ソフトウェアクレイドル
CRADLE
シャープ株式会社
SHARP
 

フォーミュラ・ニッポン 第7戦 <予 選>
9月16日(土)  ・天候/曇、雨  ・出走台数/22台
午前中のセッティングが決まらず苦戦のビルドハイム選手、午後の段階で解消されたものの雨中の走行で12位。
井出選手は一歩前進の10位と上位を狙えるグリッドを確保

 東北の地でシリーズ唯一開催される宮城県・スポーツランドSUGO。すでに秋の深まりを感じるほどの肌寒さの中でフォーミュラ・ニッポン第7戦を迎えた。
公式予選1回目(11:10〜 45分間 COURSE/ドライ)
 天気予報では週末を通じて台風13号の影響で天候が崩れるとのアナウンスが出されていた。しかし土曜日の朝はなんとか持ちこたえドライの路面コンディションで1回目の公式予選が行われた。ビルドハイム・井出両選手とも昨日の公式合同テストで煮詰めたセッティングの最終調整を開始。セッション中盤には10分の赤旗中断があり、その後に各車が一斉にタイムアタック。井出選手は11番手、ビルドハイム選手は13番手に留まった。
公式予選2回目(15:00〜 45分間 COURSE/ウエット)
 午後からの2回目の予選は開始直前から雨が降り始めウェット宣言が出された。まだ路 面が本格的に濡れださないうちにタイムを出そうと各車ピット出口に集結し開始と同時に コースイン。しかしこれとタイミングを合わせたように雨足が強まり、セミウエットから みるみるうちにウェットコンディションとなった。タイムの更新は期待できない状況には なったものの、明日も雨の予報が出されているために、ビルドハイム・井出選手とも決勝 に備えての走行に切り換えた。結局セッション終了まで天候は回復せず、井出選手が7番 手、ビルドハイム選手が11番手につけたが、ポジションを上げるまでには至らず午前中の タイムがそのまま予選ベストタイムとなった。予選終了後、3位本山選手のエンジン交換 によるグリッド降格処置が行われ、決勝は井出選手が10番手、ビルドハイム選手が12番手からのスタートとなった。
第7戦・総合予選正式結果 #40/12位(出走22台)。ベストタイム/1分10秒571
#41/10位(出走22台)。ベストタイム/1分10秒533
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「SUGOでのレースは初めての体験ですが、ハイスピードコーナー がたくさんあり非常に面白いサーキットだと感じました。これでフォーミュラ・ニッポン のサーキットはすべて回りましたが、最も自分に合ったサーキットのひとつかもしれませ ん。午前中のセッションはセッティングが決まらなかったのですが、午後にはいいタイム が出せると確信していただけに雨が降ってしまい残念な結果になってしまいました。明日 も天気が悪そうですが、午後のセッションで雨の中を走ってみた感じではマシンも決まっ ていたので自信を持って決勝に挑みます。」

井出選手
「まだまだ自信を持てるような段階ではありませんが、昨日の公式合同テスト と今日の予選を走ってみて確実にセッティングはいい方向に向かっているという手応えが あります。とくに午後の雨の中での走行では、タイムを出すことができなかったのは残念 でしたが、レインセッティングをいろいろ試すことができました。明日も天気が悪いよう ですがそれをチャンスとして生かせるように万全の体制で挑みます。」


フォーミュラ・ニッポン 第7戦 <決 勝>
9月17日(日)  ・天候/曇   ・出走台数/22台
10番手スタートのビルドハイム選手、変化するコンディションにも安定したドライビングでポイントゲットの6位。
井出選手は中盤に痛恨のコースアウトを喫しリタイア。
 未明から雨となりまたもや雨絡みのレースとなった。朝のフリー走行も完全なウェット コンディションで行われ、ビルドハイム選手はトップタイムをマーク。前日の予選から雨 の中での走行には自信をのぞかせていたが、それをしっかり証明するカタチとなった。
 このままのウェットコンディションが続くと、スピード低下による燃費向上でレインタ イヤ、ノーピットで走りきる戦略をとるチームが多くなると予測される。さらにSUGO のコース特性として1コーナー、バックストレートの馬の背といくつか抜けるポイントが あり、80周のスリリングなレース展開が期待できる。

決勝(9/17 15:11〜 COURSE/ウエット 80周)
 気温18度、路面温度20度とついこの前までの半分という肌寒いコンディション。フリー走行終了時には一旦雨は上がったが、昼前から再び雨が降り始め路面はウェットに逆戻りした。ところが決勝のスタート進行が始まるころには雨がピタリと止み、このまま行くとレース中盤あたりにはレコードライン上がドライになることが予想された。
 スタート時点ではまだ路面が濡れていたためチームは新品のレインタイヤを選択。そして当初の予定よりも約30分遅れで決勝がスタートした。両選手とも慎重にスタートをまと めほぼ順位をキープし周回を重ねた。25周を数える頃、井出選手の無線から「スリックで走れるくらいに路面が乾いてきた」との情報が入り、チームは即座にスリックタイヤ交換 への準備に入った。他のチームがスリックで安定したタイムを出し始めたタイミングを見計らって、まず30周目でビルドハイム選手、続いて33周目で井出選手がピットインしスリックタイヤに交換。井出選手は一時ポイント圏内に手が届く好走を見せていたものの、44周目でオーバーテイク時に水たまりにタイヤを取られ惜しくもコースアウトしリタイア。ビルドハイム選手はタイヤ交換後、ファステストラップを記録する激走で順位を上げ、6位入賞。貴重な1ポイントを手に入れた。
第7戦・決勝正式結果 #40/6位(22台中)。  ベストタイム/1分13秒947
#41/リタイア(Lap 44)。ベストタイム/1分17秒113
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
午前中のフリー走行で雨の中を走ってみて、これはいけるな、とい う手応えをつかんでいました。決勝レースは予想どおり途中から路面が乾きはじめました が、チームとの無線連絡でベストなタイミングでピットインが行えました。ただやはり6 位という結果には満足できません。もっと上位グリッドからスタートできればおのずから 結果も変わってくるはず。ここ数戦のチームの課題である予選の速さを追求して次戦に備 えたいと思います。」

井出選手
「今回も路面状況が変化する難しいレースになりました。タイヤ交換を済ませ てコースに戻ってからはペースも上がってきていたのですが、前車を抜く時にミスをして しまいました。今回は週末を通じてマシンがいい方向に向かっているのを実感できていた だけに残念です。残り2戦、結果を残せるよう全力で戦っていきます。」

吉田チーム監督コメント
「ビルドハイム選手は今回も安定した走りで貴重なポイントを獲得してくれました。井出 選手も小さなミスはありましたが、積極的に抜きに行くというアグレッシブな走りを見せ てくれました。やはり予選でもう少し上位につけていたらと思わずにはいられません。チ ームとしても引き続き予選の速さを課題に、二人が余裕を持って表彰台が狙える位置から 決勝をスタートできるよう、対策を強化して残りのシーズンを戦います。」