2006年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第6戦 RACE REPORT
<第6戦・富士スピードウェイ>  8月26日・27日
<観客動員数> 6日/ 8,900人・27日/24,100人
<TV放映> フジテレビ「モタスポ」毎週火曜日 25:38〜26:08
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#41)
ビヨン・ビルドハイム
ドライバー(#42)
井出 有治
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
(#40)吉田 則光(#41)服部 尚貴
チーフエンジニア
(#40)ロブ・アーノット(#41)中居 邦宏
HARD
シャーシ 
LOLA B06/51 FN06
エンジン
HONDA HF386E V8 3000cc
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
玉置商事株式会社
TAMAKI
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI
株式会社ルネサステクノロジー
RENESAS
株式会社ソフトウェアクレイドル
CRADLE
シャープ株式会社
SHARP
 

フォーミュラ・ニッポン 第6戦 <予 選>
8月26日(土)   ・天候/曇   ・出走台数/22台
FN初開催のオートポリスに苦戦を強いられた両選手。
午前午後の予選ともアタックチャンスを渋滞に巻き込まれて逃し、ビルドハイム選手16位、井出選手21位で終了。

各セクション単位でズバ抜けた速さを見せていたビルドハイム選手は、早めに設定したアタックが渋滞という裏目に出てタイムが伸びず10位。井出選手も同様の判断で18位

 前日の公式合同テストが雨模様の中での開催だったことから一転し、好天に恵まれた富 士スピードウェイでの第6戦公式予選。ビルドハイム選手にとっては第1戦・富士スピー ドウェイが雨でレースらしいことができないうちに終了したため、実質的には今日がここ 富士での初めてのレースとなる。
公式予選1回目(10:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 午前10時にスタートした予選1回目。前日に雨が降ったためコースは若干スリッピィー な状態で、開始直後はピットで待機するマシンが多数見られた。そんな中、開始から約10 分過ぎにコースインしたビルドハイム・井出両選手は、ともにマシンの感触を入念にチェ ックしながら様々なセッティングを試した。終盤には2セット目のニュータイヤを投入し アタック。ビルドハイム選手が13番手、井出選手が20番手でセッションを終えた。
公式予選2回目(14:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 午後からの2回目の予選。上空を雲が覆い風が涼しく感じられる気候となり、さらに天 候の悪化も予想されたため、各マシンともセッション開始と同時にユーズドタイヤでコー スイン。早い段階でニュータイヤを投入しアタックタイムを刻むという展開となった。ビ ルドハイム選手は午前中より1秒ほどタイムを縮め10番手。井出選手は18番手のタイムをマークし、この午後の結果が明日のスターティンググリッドとなった。
第6戦・総合予選正式結果 #40/10位(出走22台)。ベストタイム/1分28秒805
#41/18位(出走22台)。ベストタイム/1分29秒653
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「午後のセッションがスタートした時はいい天候だったのですが、だ んだんと雲に覆われはじめ、やがて雨が降り出す可能性もあると思い早い段階でアタック を開始しました。結果的には天候は崩れなかったので、その後もう一度アタックを試みま した。しかし他車もそのタイミングでコースインしたため、渋滞に巻き込まれていまい思 うようなタイムが出ませんでした。前回富士でのレースはほとんどレースらしいことがで きないうちに終わってしまったので、事実上今回が初めてのレースとなります。明日は気 を引き締めて万全の体制で挑みます。」

井出選手
「午前中から様々なセッティングを試していました。午後も昨日から気になる ポイントを細かく検証していきました。アタックのタイミングは良かったのですが、やは り僕もビヨン同様に渋滞に巻き込まれてタイムを多少ロスしました。昨日の公式合同テス トから比べてもマシンは着実に良くなっているので、明日は上位を狙いアグレッシブな走りをお見せできるよう努めます。」


フォーミュラ・ニッポン 第6戦 <決 勝>
8月27日(日)  ・天候/曇   ・出走台数/22台
 序盤中位キープのビルドハイム選手、以降抜きつ抜かれつで徐々にポジションを上げる粘りの走り。
終盤スピンで順位を落とすもののポイント圏内の6位。井出選手は11位。
 8月最後の日曜日は曇り空。午前中はなんとか持ちこたえた空模様も、午後になると霧 のような雨が降り始めた。気温21度、路面温度は22度と、8月のレースとは思えない涼しい気候となった。そして燃費のいい富士スピードウェイではほとんどのマシンが無給油、 タイヤ無交換のノーピット作戦でレースを展開するものと予想される。

決勝(8/27 14:40〜 COURSE/ウエット、ドライ 65周)
 フォーミュラ・ニッポンのマシンがレインタイヤを装着してコースインした午後2時に は空がうっすらと明るくなり始めた。雨は止んだといえ濡れた路面でのスタートとなった 第6戦・決勝。難しいコンディションでのレースとなることは必至で、各マシンのスター ト時のタイヤ選択が注目された。そんな中、チームはいち早く決断しグリッド上でスリッ クタイヤに交換。各チームも次々とスリックタイヤにチェンジし、ほとんどのマシンがス リックタイヤでレースに挑むこととなった。
 スタート直後こそ、数少ないレインタイヤ装着車が勢いを見せるものの、路面が乾きだ すとスリックタイヤ装着車が盛り返し、またほとんどのマシンが予想どおり無給油の作戦 を選択したため、純粋に抜き合いでポジションを争う緊迫したレースとなった。
 ビルドハイム選手は中位10番手からのスタートで、着実に順位を上げていき6位で貴重 なポイントをゲットした。井出選手も下位グリッドからのスタートとなってしまったが、 粘り強い走りを見せ11位完走を遂げた。
第6戦・決勝正式結果 #40/6位。ベストタイム/1分30秒246
#41/11位。ベストタイム/1分30秒897
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「今回のレースは今後のチャンピオン争いに大きく影響する一戦だっ たため、この結果には悔いが残ります。スタートでもう少し順位を上げられると良かった のですが、スタート直後はまだ路面も濡れていてやや慎重になりすぎました。レースにお ける戦略とマシンセッティングには自信を持って挑みましたが、とにかく金曜日から予選 にかけての展開が悪すぎます。今後のレースではそのあたりの対策を重点的に練り、綿密 な戦略と万全の体制を持って戦っていかなければなりません。」

井出選手
「路面の状態などがレース途中で変化し、非常に難しいレースになったと思い ます。午前中のフリー走行もウエット宣言の中で行われ、そこではかなりいい調子でドラ イブできたので自信を持って決勝に挑みました。しかしながら18位スタートというハンデ を覆すには至りませんでした。今年のマシンにもだいぶ慣れ,セッティングなどはいい方 向に進んでいるので、残り3戦で結果が出せるよう頑張ります。」

吉田チーム監督コメント
「ビルドハイム選手はチャンピオンを争う上で貴重な1ポイントを上げてくれましたが、 彼の実力からすると納得のいく内容ではありませんでした。まだこの先3戦を残し、チャ ンピオン獲得に向けてより一層の努力を続けていかなければなりません。井出選手は徐々 に以前の感触を取り戻し新しいマシンにも慣れてきたようですが、まだまだ彼の実力を出 し切れていません。決勝レースはもちろん大事ですが、ここ数戦両選手とも予選の結果が 悪すぎるので決勝レースで出せる結果に限界があります。このあたりを次回の課題とし、 気持ちも新たに次戦・SUGOに挑んでいきます。」