2006年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第4戦 RACE REPORT
<第4戦・鈴鹿サーキット> 7月8日・9日
<観客動員数> 8日/10,000人・9日/17,000人
<TV放映> フジテレビ「モタスポ」毎週火曜日 25:38〜26:08
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#41)
ビヨン・ビルドハイム
ドライバー(#42)
井出 有治
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
(#40)吉田 則光(#41)服部 尚貴
チーフエンジニア
(#40)ロブ・アーノット(#41)中居 邦宏
HARD
シャーシ 
LOLA B06/51 FN06
エンジン
HONDA HF386E V8 3000cc
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
玉置商事株式会社
TAMAKI
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI
株式会社ルネサステクノロジー
RENESAS
株式会社ソフトウェアクレイドル
CRADLE
 

フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <予 選>
7月8日(土)  天候/曇   ・出走台数/22台
FN復帰初戦の井出選手、06マシンの感触を確かめつつトップから1秒以内の11位。
ビルドハイム選手は予想外の気温上昇で細部のセッティングが決まらず8位から。

 シリーズ3戦を終えドライバーズポイント4位のビルドハイム選手の新たなるパートナーとして、FNで豊富な経験を持つ井出有治選手が第4戦鈴鹿から参戦することが決定。 井出選手が日本人8人目のF1ドライバーとして2006F1シリーズ第4戦まで活躍していたことは周知の事実で、これでシリーズ中盤戦以降の巻き返しを狙うチームとしての攻める体制が整ったといえる。
公式予選1回目(09:55〜 45分間 COURSE/ドライ)
 フォーミュラ・ニッポン第4戦・鈴鹿、7月8日の予選日。前日金曜日の公式合同テストが終了した時点で天気予報は終日小雨が続くと見られていた。が、夜が明けてみれば雨 の気配はなく時折晴れ間さえ広がり、チームとしては予想外のドライコンディションの下での予選セッションが始まった。雨こそ降らないもののさすがにこの梅雨時期としては当 然のような蒸し暑さ。スタート時には気温は30度、路面温度は36度にまで上昇し、各マシンとも路面のグリップ低下に悩まされながらのタイムアタックに入った。
 まず久々にフォーミュラ・ニッポンに帰ってきた井出選手が先陣を切ってコースイン。 シーズン初ドライブとなるローラ06の感触を試しながら様々なセッティングで挑み13位。 ビルドハイム選手は予想外の気温の上昇で生じたアンダーステアに苦しみ14位に沈んだ。
公式予選2回目(13:45〜 45分間 COURSE/ドライ)
 午後になると気温33度、路面温度は44度にまで上昇。このまま午前中のタイムでグリッドが決まるかと思われたが、終盤になって熾烈なアタック合戦が展開された。
 ビルドハイム、井出選手とも、まずはユーズドタイヤでタイムアタックに備えてマシンのセッティングを微調整。セッション序盤から中盤にかけては総合トップタイムを奪うマシンが現れず勝負は終盤へと持ち越された。
 残り10分、最後のニュータイヤでコーイン。このあたりからようやく午前中を上回るタイムを刻み始めた。トップから1秒以内の中に半数以上のマシンがひしめく接戦の中、ビルドハイム選手が8位、井出選手が11位につけ、この午後のタイム結果がそのまま決勝のスターティンググリッドとなった。
第4戦・総合予選正式結果 #40/8位(出走22台)。ベストタイム/1分46秒714
#41/11位(出走22台)。ベストタイム/1分46秒835
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
昨日の公式合同テストから調子がよかったので、今日はフロントロ ーを狙う意欲で挑みました。しかし予想より天候がよく気温も上がり思い通りに走れず、 午後に入ってようやく改善が図れました。とはいうもののパーフェクトに持っていくまで にはほど遠く、納得のいかない結果となりました。セッションの後に検証を重ねトラブル の原因が判明。明日のフリー走行で最終調整するつもりです。前回鈴鹿でいいスタートが 切れたので、明日は自信をもって表彰台を狙います。」

井出選手
「シーズン途中からの参戦となりましたが、まだまだチャンピオンシップに絡 むつもりで挑んでいきます。今回は新生フォーミュラ・ニッポンのマシンをドライブする 初めての機会でしたので、まずはマシンとチームに慣れることに重点を置きました。昨日 の公式合同テスト、今日の予選を通して、チームは自分のスタイルに合うマシンを準備し てくれ感謝しています。今日の結果は満足していませんが、明日はビルドハイム選手とと もに表彰台に上がることを目標にします。」


フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <決 勝>
7月9日(日)  ・天候/曇   ・出走台数/22台
スタートで4台抜き7位浮上の井出選手、中位グループ混戦の流れに乗れず12位。
ビルドハイム選手は中盤36周目、突然のメカニカルトラブルで今季初のリタイア。
 朝からどんよりとした曇り空。予報では大幅な天候の崩れはないと言われていたが、決勝前に行われたF3第10戦の終盤には西コースから雨が降り始め路面もセミウエットコンディションとなってしまった。そのために決勝前に急遽レインプラクティスが10分間設けられた。

決勝(7/9 15:55〜 COURSE/ドライ 51周)
 これまでの3戦と同様に、天候の変化という不確定な要素の下でのレースとなったが、結局雨は降り続くことはなく予定より25分遅れて決勝がスタートした。
 ビルドハイム選手はスタートでやや出遅れ順位を落としたものの、その後次々と前走車をオーバーテイク。35周目には土屋選手をパスしてポイント圏内の5位まで順位を上げた が、36周目に駆動系トラブルにより今季初のリタイアを喫した。
 一方、井出選手はスタートで大きくジャンプアップ。11番スタートから7番手へと順位を上げた。その後熱いバトルを各所で繰り広げ順調に周回を重ねていったが、27周目のピ ット作業時にエンジンがストールするなどのトラブルに見舞われ、12位完走で国内復帰後初レースを終えた。
第4戦・決勝正式結果 #40/リタイア(36Lap )。ベストタイム/1分50秒306
#41/12位完走(22台中)。ベストタイム/1分50秒686
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「昨日の予選時に抱えていたトラブルは今朝のフリー走行で完全に解 消して自信を持って挑んだレースだっただけに、この結果は非常にがっかりしています。 レース中盤、ラップタイムが3秒程速く上位が見えてきた時に、突然駆動部に違和感を感 じてきました。最後にロッテラー選手を抜いた後、駆動系トラブルで完全にマシンを制御 できなくなりました。トラブルは残念ですが、ここから学ぶことも多く前向きの姿勢で次のレースにつなげていくつもりです。」

井出選手
「久しぶりのフォーミュラ・ニッポンでした。準備期間が短かったこともあり 若干緊張気味の決勝スタートでしたが、バッチリ決まって弾みがつきましたね。マシンの ポテンシャル自体は非常に高く、残念な結果に終わってしまいましたが今後に向けて大き な手応えを感じました。一日も早くファンのためチームのために表彰台に立つ姿をお見せ できるように、次のレースまでにさらなる準備を重ねていきます。

吉田チーム監督コメント
「ビルドハイム選手のリタイアの原因は駆動系のトラブルで、現在徹底的に原因を検証し ています。チームとして今後同じことを繰り返さないためにも万全の対策を立てることが 急務です。井出選手は短い準備期間だったにもかかわらず、かなりの状態までマシンを作 り上げてくれました。近い将来、きっと表彰台に絡む戦いをしてくれることでしょう。
 井出選手の加入で間違いなくチームの戦力は増しています。次戦はシリーズの折り返し となる節目のレースなのでチーム一丸となって戦いに挑みます。」