2006年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第2戦 RACE REPORT
<第2戦・鈴鹿サーキット> 4月15日・16日
<観客動員数> 15日/13,000人・16日/29,000人
<TV放映> フジテレビ「モタスポ」毎週火曜日 25:38〜26:08
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#41)
ビヨン・ビルドハイム
ドライバー(#42)
平中 克幸
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
(#40)吉田 則光(#41)服部 尚貴
チーフエンジニア
(#40)ロブ・アーノット(#41)中居 邦宏
HARD
シャーシ 
LOLA B06/51 FN06
エンジン
HONDA HF386E V8 3000cc
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
玉置商事株式会社
TAMAKI
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI
株式会社ルネサステクノロジー
RENESAS
株式会社ソフトウェアクレイドル
CRADLE
 

フォーミュラ・ニッポン 第2戦 <予 選>
4月15日(土)・天候/雨・出走台数/22台
雨に自信の平中選手、1回目ウェットコンディションでトップ僅差の2番手。
ドライ に回復した2回目は路面変化への対応が遅れビルドハイム選手12位、平中選手13位に。
公式予選1回目(10:20〜 45分間 COURSE/ウェット)
 雨に踊らされた第1戦に引き続き4月15日土曜日の鈴鹿サーキットも朝から雨模様。午 前中に行われた予選1回目はコースオープンと同時にほとんどのマシンがレインタイヤ装 着でセッティング調整のためにコースインした。開始11分の黄旗解除後、レインコンディ ションが得意な平中選手は積極的なアタックを見せトップと1000分の4秒差で2番手に浮上。しかし次のアタック周回、デグナーのひとつ目でコースアウトしトップタイム更新はならなかった。中盤にはオイル漏れのマシンが出るなどハプニングが続出。その後はタイムアップはできないままに1回目のセッションは終了した。
 ビルドハイム選手は頻繁に変化する路面状況にマシンのセットアップを合わせられず、 最後のアタックで11番手となった。

公式予選2回目(14:40〜 45分間 COURSE/ウェット?ドライ)
 予選1回目からのインターバルの間も雨は降ったり止んだりを繰り返していた。2回目 が始まる頃には小康状態となりコースは乾きはじめコンディションが回復。開始と同時に 全車レインタイヤでコースインし、早々とすべてのドライバーが自己タイムを更新した。 さらにコースコンディションが回復していくにつれ、各車がいつスリックタイヤに履き替 えるかが勝負の分かれ目となった。ビルドハイム、平中選手両選手とも早い段階でスリッ クにチェンジを決断しピットイン。コース復帰後はウェットコンディションより10秒以上 早いタイムを次々とたたき出し、平中選手は一時トップポジションの好走を見せた。しか しその後は路面状況の変化とアタックのタイミングがうまく合わず13番手。ビルドハイム 選手も同じような状況下、12番手で予選を終えた。
 予選最終結果からエンジン交換によるグリッド降格のマシンが出たため、明日の決勝は ビルドハイム選手が11番グリッド、平中選手が12番グリッドからのスタートとなった。
第2戦・総合予選正式結果 #40/12位(出走22台)。ベストタイム/1分47秒882
#41/13位(出走22台)。ベストタイム/1分47秒910
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「予選中いろいろな不運が重なり、なかなかいいタイムを出すことがで きませんでした。予選結果には満足していませんが、すでにチームは明日の決勝に向けて しっかり動いています。朝のフリー走行で最終確認し必ずポイントをとって日本での決勝 戦デビューを飾りたいと思っています。鈴鹿は素晴らしいコースなので、今はレースに向 けて非常にワクワクしています。」

平中選手
「午前中のセッションは雨が得意ということもあり非常に調子が良かったです。 午後からの2回目はまったくコンディションが変わってしまったのですが,クルマのセッ ティングなども決まっていたので、ドライになっても引き続き好調でした。最後のアタッ クにかけていたのですがタイミングを逃がしてしまい、結果的には中位からのスタートと なってしまいました。決勝日は天候が不安定なようですが、どんな状況になっても自信が あるので積極的にポイント獲得、表彰台を狙う作戦を練って走ります。」


フォーミュラ・ニッポン 第2戦 <決 勝>
4月16日(日)・天候/曇?雨・コース/ドライ?ウェット・出走台数/22台
史上稀に見るスリリングな展開。
予選11位のビルドハイム選手はチームの総合力で ノーミスの2位表彰台!
平中選手は終盤にレインタイヤで果敢に勝負し結果11位完走。
 朝から晴天に恵まれた鈴鹿サーキット。フリー走行が開始された午前8時30分の時点で はまだ路面は濡れていたが、セッション中盤からはほぼドライコンディションとなり、両 選手ともスリックタイヤで本番への調整を重ねた。

決勝(4/16 15:24〜 COURSE/ドライ?ウェット 51周)
 スタートで大波乱が起こった。フロントローの本山選手がエンジンストール。レースは ポールのトレルイエ選手が猛烈な勢いで逃げる展開となったが、5周目、トレルイエ選手 のフライングによるドライブスルーペナルティーが提示され、8周目を終えた時点で平中 選手の後ろ13位まで後退した。これによってオープニングラップで11位から3位にジャンプアップしていたビルドハイム選手が2位に。さらに同周回、トップのロッテラー選手のマシンに異変が起こった。右リアタイヤのパンクで緊急ピットインしたことによりビルドハイム選手が一気にトップに立った。9周目からは国際F3000チャンピオン百戦錬磨の巧みなラインどりで2位松田選手の猛追をかわし、28周目のピットインまで首位をキープした。ビルドハイム選手のピットワークは15秒9とまずまずタイムでコースに復帰。アウトラップは9番手、追い上げを見せていた本山選手の前に出ることができた。
 40周目、ビルドハイム選手は強雨でスリッピーな状態となったスプーンコーナーでスピ ンした実質上トップのデュバル選手を抜き先行。しかし41周目の同じスプーンでデュバル 選手にパスされ2位に戻った。その後トップ3は雨によって微妙に変化するコンディショ ンに迷わされることなくスリックタイヤを選択。ビルドハイム選手は大胆かつ繊細なコー スアウトぎりぎりの走行を続け、そのままの順位をキープしチェッカー。フォーミュラ・ ニッポンデビューを2位表彰台で飾った。
 一方平中選手は午前中のフリー走行ではトップタイムを記録し好調ぶりを見せつけた。 決勝スタート直後はやや順位を落としたものの25周を終えた段階でピットイン。そして残 り20周あたりから降りだした雨に素早く反応し、雨足が強くなった40周目に再度タイヤ交換のためにピットイン。レインタイヤに履き替え随所でアグレッシブなバトルを展開。上位を狙う積極的な姿勢をアピールし11位でフィニッシュした。
第2戦・決勝正式結果 #40/2位完走(22台中)。ベストタイム/1分48秒460
#41/11位完走(22台中)。ベストタイム/1分48秒346
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
私にとって過去のキャリアの中で最もいいスタートを切ることができ ました。なんといってもスタートアシストシステムを使わずに11位から3位に上がったわ けですからね。レースのポイントとなったピットストップに関してはスピーディーなチー ムのピットワークに感謝しています。今回は雨が降ったり止んだりで常にスピンの不安が ありましたが、集中力を切らすことなく走れたことがよかったです。本当に最高の気分で す。」

平中選手
「今日はフリー走行から非常に調子がよく、もっと上を狙えただけにポイントに 手が届かず残念です。後半は天候も不安定で難しいレースになりましたが、周りのアクシ デントに気持ちを乱されないよう落ち着いて走るよう心掛けました。ビヨンがいい結果を 残しただけに尚更悔しい気持ちもありますが、今は次戦に向けて、次こそは自分がという 決意を新たにしています。」

吉田チーム監督コメント
「両ドライバーとも非常にプロフェッショナルな戦いぶりでチームを引っ張ってくれまし た。まずビルドハイム選手はスタートから素晴らしいパフォーマンスを発揮し、終盤ウェ ットコンディションの中でのスリックタイヤで首位を争うという困難な状況でも、常に冷 静に対応しベストを尽くしてくれました。平中選手も結果こそ伸び悩みましたが、難しい レースの中を最後までよく頑張ったと思います。ラップタイムではトレルイエ選手に、戦 略的にはデュバル選手に届かない部分もありました。この結果を踏まえ、さらなるレベル アップを目指し、チーム一丸となって次のレースに挑んでいきます。」