2006年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第1戦 RACE REPORT
<第1戦・富士スピードウェイ> 4月1日・2日
<観客動員数> 1日/13,500人・2日/22,500人
<TV放映> フジテレビ「モタスポ」毎週火曜日 25:38〜26:08
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#41)
ビヨン・ビルドハイム
ドライバー(#42)
平中 克幸
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
(#40)吉田 則光(#41)服部 尚貴
チーフエンジニア
(#40)ロブ・アーノット(#41)中居 邦宏
HARD
シャーシ 
LOLA B06/51 FN06
エンジン
HONDA HF386E V8 3000cc
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
玉置商事株式会社
TAMAKI
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI
株式会社ルネサステクノロジー
RENESAS
株式会社ソフトウェアクレイドル
CRADLE

ホンダ・トヨタによる最速300kmオーバー、超高速ガチンコバトル。
2006年 フォーミュラ・ニッポン、いよいよ開幕!
■2006年 大きく変わったフォーミュラ・ニッポン 
  1.ホンダ、トヨタ2社供給の新エンジン
  2.新コンセプトの空力パーツ装着のニューシャーシ
  3.12チーム、22人の多彩なドライバーラインナップ

■DoCoMo TEAM DANDELION RACING
<チーム新体制&チームドライバー>
ゼッケンナンバー40には昨年までヨーロッパのレース界で活躍しフォーミュラ・ニッポン初参戦となるビヨン・ビルドハイム。ナンバー41にはフォーミュラ・ニッポン参戦2年目でチームを移籍した平中克幸を起用。チームスタッフも代表の村岡潔以下、新たな体制を構築。2006年もチーム2台体制でフォーミュラ・ニッポンの頂点を果敢に狙う。

#40/ビヨン・ビルドハイム 1980年4月4日生まれ スエーデン 183cm/75kg 26歳
戦歴
1996 スエーデンフォーミュラフォード参戦(ルーキーオブザイヤー)
1997 スエーデンフォーミュラフォードチャンピオン(優勝5回)
1997〜2000 フォーミュラアウディ、ドイツF3などに参戦
2001 ドイツF3ランキング3位(優勝2回)
2002 インターナショナルF3000ランキング4位(優勝1回・ルーキーオブザイヤー)
2003 インターナショナルF3000チャンピオン(優勝3回)
2004 F1ジャガーチームテストドライバー
2005 チャンプカーワールドシリーズ参戦(HVMInc)

#41/平中 克幸(ヒラナカカツユキ) 1981年10月4日生まれ 北海道 175cm/66kg 25歳
戦歴
2000 4輪レースデビュー
2001 フォーミラトヨタシリーズ参戦(ランキング4位)
2002 全日本F3選手権参戦(ランキング5位・マカオGP4位)
2003 ユーロF3参戦(マカオGP3位)
2004 ユーロF3参戦、F1トヨタチームテストドライブ
2005 フォーミュラ・ニッポン参戦(チーム・セルモ)

フォーミュラ・ニッポン 第1戦 <予 選>
4月1日(土)  ・天候/晴   ・出走台数/22台
FNデビュー戦のビルドハイム選手は国際舞台での経験を大いに活かしホンダエンジン勢トップの4位。
2年目の平中選手は手探り状態のセッティングに苦闘し18番手
公式予選1回目(10:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 春らしい暖かな晴天に恵まれた開幕日の4月1日、新生フォーミュラ・ニッポンの初予選が行われた。セッション開始時の気温は12度、路面温度は18度。午前10時からの第1回公式予選は、スタート直後から昨年のレコードタイムを上回る1分27秒台のタイムが次々とたたき出されるハイペースな展開となった。今年度からチームに新加入したビルドハイム・平中の両選手も次々とタイムを塗り替え、マシンの微調整を済ませた15分を過ぎたあたりからニュータイヤでのファーストアタックの準備に入った。残り10分を切った頃には続々とマシンがコースイン。参加台数が7台増えた影響でコース上のさまざまな箇所で渋滞が発生し、ほとんどのドライバーが更新できないでいた。そんな中、ビルドハイム選手は最終アタックで1分26秒671 をマークし4位。平中選手は1分27秒358 の16位でセッションを終えた。

公式予選2回目(14:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 午後2時の気温は16度、路面温度は25度と午前中に比べて暖かなコンディションとなった。ほとんどのマシンがセッション開始と同時にコースインし各車速いペースでタイムを伸ばしていった。1秒のタイム差に20台近くのクルマがひしめき合う接戦が繰り広げられたものの、各車とも午前中のタイムを塗り替えるに至らなかった。結果、ビルドハイム選手がホンダエンジン勢ではトップの予選4位。平中選手は18位で明日の決勝を迎えることとなった。
第1戦・総合予選正式結果 #40/4位(出走22台)。ベストタイム/1分26秒671
#41/18位(出走22台)。ベストタイム/1分27秒358
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「フォーミュラ・ニッポンのデビュー戦となった富士スピードウェイは自分としては好きなタイプの高速サーキットです。予選に関しては、昨日からいろいろ試して準備してきたことがいい結果につながったと思います。とくにセクター1、セクター2の高速セクションで最高タイムを出すことができ満足しています。ただセクター3の低速ゾーンでまだ少しバランスの取れていない所がありタイムをロスしてしまい4位に終わりました。さらにスタッフとともに調整し十分に競争力のあるマシンに仕上げられると思います。明日は2列目から優勝を狙って最善を尽くします。」

平中選手
「今年からダンディライアンに所属します。予選を通してクルマがオーバーステア傾向にあり最後まで解消することができず、とくにセクター3とセクター2の高速コーナーでタイムをロスしてしまいました。この問題点を徹底的に解明しないと明日はなかなか勝負できない感じがします。これから時間をかけて担当エンジニアと詰めて納得のいくクルマに仕上げたいと思います。明日は雨のレースになりそうですが、レインコンディションは得意なので巻き返しを狙います。」


フォーミュラ・ニッポン 第1戦 <決 勝>
4月2日(日) ・天候/雨 ・コース/ウエット ・出走台数/22台
新生FN、土砂降りによる2度の赤旗中断で波乱の幕開け。
セーフティーカー誘導の2周回でレースが成立しビルドハイム選手4位、ポイント半分の1.5 ポイント獲得!
 金・土曜日の晴天から一転、予報通り朝から雨。サポートレースとして行われたF3の決勝レーススタートが大幅に遅れ、ローリングスタートと周回を減らすなどの変更策によりどうにかレースが成立した。その影響もありフォーミュラ・ニッポンの決勝は遅れ、スタート時にはさらに雨足が強まり、コース上のあちこちに川が横切ると言うよりもコースそのものが川と化す状態となった。

決勝
(4/2 第1パート 15:15〜 COURSE/ウエット 49周)
(4/2 第2パート 16:11〜 COURSE/ウエット 44周)
 ヘビーウエットレースとして65周から75%にあたる49周に短縮。通常のスタンディングスタートからセーフティーカー先導のウォーミングアップランで決勝がスタートした。しかし4周目までにさらに雨足が強まり赤旗中断。全車コントロールライン手前に停車しウエイティング状態となった。
 その後44周での第2パートが行われることがアナウンスされ天候の回復を待った。午後4時11分、第2パートのセーフティーカースタートが切られたが、わずか1周半で2度目の赤旗が提示された。
 午後4時40分、これ以上の競技続行を断念。1周以上のセーフティーカースタートでレースは成立するとの規定から予選そのままの順位で6位までに正規ポイントの半分が与えられることになった。ビルドハイム選手は4位で1.5ポイントを獲得。平中選手は残念ながら17位が初戦の順位として記録された。
第1戦・決勝正式結果 #40/4位完走(22台中)。ベストタイム/3分53秒188
#41/17位完走(22台中)。ベストタイム/3分56秒079
ドライバーズコメント
ビルドハイム選手
「午前中のフリー走行も調子がよく、決勝では必ずいい結果が残せると思っていただけに非常にがっかりしました。ただ数周走った感想は、とても視界が悪く危険な状態だったので、大会委員会の判断は正しかったと思います。今回はフォーミュラ・ニッポンでの初レースということもあり、いい意味でかなりの緊張感を持つことができました。この気持ちを持続させ2週間後の鈴鹿に挑みます。」

平中選手
「自分としては朝のフリー走行で雨のセッティングも決まり、かなりいい手応えをつかんでいたので残念です。今回のようなことも一つの経験としてこれからのレースに生かしていきたいです。まずは2戦目の鈴鹿を本当の意味での開幕戦と考えて、気を引き締めて行こうと思います。」

吉田チーム監督コメント
「レースにもしも・・・はありえませんが、様々なことが期待できる状況だっただけにレース中止になってしまったことは非常に残念です。ビルドハイム選手も平中選手もすぐに次のレースが控えています。次戦鈴鹿を真のデビュー戦と考え、今回お見せできなかったダンディライアンの速さと強さを発揮し、チーム一丸となって全力で戦います。」