2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第9戦 RACE REPORT
<最終戦・鈴鹿サーキット>11月26日・27日
<観客動員数> 26日/10,500人・27日/24,000人
<TV放映> フジテレビ系列 11月27日 26時28分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
レカロ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI

フォーミュラ・ニッポン 第9戦 <予 選>
11月26日(土)  ・天候/晴  ・出走台数/15台
20年間のフォーミュラレースにピリオドを打つ服部尚貴選手、東コース最速タイムをマークし6位。
ライアン選手はセッティングに悩みながらも接戦の中で8位キープ。

 昨日の公式合同テストに続き、鈴鹿は小春日和に恵まれた絶好の週末となった。シリーズ最終戦ということもあって、土曜日にも関わらず多くのモーターファンが詰めかけた。

公式予選1回目(10:30〜 45分間 COURSE/ドライ)
 セッション開始時点の気温は15度、路面温度は16度と11月の終わりとしては温かなコンディションとなった。予選1回目が開始されても多くのマシンがピットで待機する中、まず服部選手が10分を過ぎたところでコースインした。数周のウォーミングアップを終え序盤の段階で1分45秒881 のトップタイムをマーク。それ以降もコンマ数秒の争いが続く中で常に上位をキープし好調さをアピールした。ライアン選手はなかなかセッティングが決まらず苦戦が続いた。結果は服部選手が7位、ライアン選手が11位で1回目を終了した。

公式予選2回目(14:15〜 45分間 COURSE/ドライ)
 開始時点でも気温は16度、路面温度は21度とやはり温かなコンディションとなった。DoCoMo DANDELIONの両ドライバーはまずユーズドタイヤでコースイン。マシンの状態を確認後ピットに入り微調整。開始から15分過ぎあたりから3セット目のタイヤでアタックに入った。服部選手は午前中に引き続きセッティングも決まり好調。終盤にややミスがあったものの全体的には上手くまとめ1分45秒112 、東コースでは最速タイムを記録した。トップからコンマ1秒以内という大接戦の中、6番手で明日の決勝を迎えることとなった。ライアン選手は思うようにセッティングが決まらずタイムがなかなが伸びなかったものの、最後のアタックで1分45秒404 の8番手でセッションを終えた。

第9戦・総合予選正式結果 #1/8位。ベストタイム/1分45秒404
#2/6位。ベストタイム/1分45秒112
ドライバーズコメント
ライアン選手
「今日は朝からアンダーステアが出たりして、アンバランスな状態が午後になってからも続きました。セッション終盤になってようやくマシンの調子は良くなってきたのですが、残り時間が足りなくてこの8位というポジションが精一杯でした。鈴鹿はオフの間にもテストを重ね走り込んだサーキットですので、そのデータを生かして明日の決勝は必ず挽回して最終戦をビシっと締めくくりたいと思います。」

服部選手
「昨日の公式合同テストからマシンの調子は良くセッティングもバッチリ。終盤のアタックで少しミスがあったこともあり、自分ではもう少し上のグリッドが取れたのではと、若干悔しい気持ちも残ります。今回はシリーズ最終戦であるとともに、自身のフォーミュラ引退レースにもなります。地元鈴鹿で有終の美を飾れるように、明日の決勝は万全の体制で挑みたいと思います。」


フォーミュラ・ニッポン 第9戦 <決 勝>
11月27日(日)  ・天候/晴  ・出走台数/15台
引退レースでも攻め続けた服部選手、最終ラップでマシンがストップし14位完走。
ライアン選手、終盤4台での接近戦を制し貴重な2Pゲットの5位でフィニッシュ。
昼間は上着なしで過ごせるほどの陽気となった決勝日の鈴鹿サーキット。最終戦のスタンドには朝から多くの観客が足を運び、スタートする頃には2万4千人にも達した。
決勝(11/27 14:04〜 COURSE/ドライ 51周)
 フォーメーションラップを終え15台のマシンがグリッドについた午後2時4分過ぎ、シリーズ最終戦決勝のシグナルがブラックアウトした。6番手スタートの服部選手は8番手に順位を落としたものの、8番手スタートのライアン選手は1つ順位を上げ7番手、さらに次のラップで6番手まで順位を上げた。
 序盤から中盤にかけ上位10台ほどのマシンがほとんどタイム差無しでレースが進行する状況を見てチームはいち早く反応した。新しいタイヤで中盤・終盤を攻めの姿勢で打開するために、まず服部選手を予定より早めの15周目に、続いて20周目にライアン選手のタイヤ交換と給油を行った。
 その後終盤へと次々と順位が入れ替わる接戦が展開され、ライアン選手は小暮、松田、片岡選手との熾烈な順位争いを押さえ込み5位入賞。服部選手は最終周に燃料系のトラブルに見舞われ残念ながらチェッカーを受けることなく終了。この最終戦の結果、今シーズンのチームランキング2位、ライアン選手のドライバーズランキング3位が決定した。
 レース終了後にはシーズンエンドセレモニーと併せて服部選手の引退セレモニーが行われた。服部選手はドライバー全員のサインの入ったチェッカーフラッグと、愛妻・裕美さんと愛娘・一花ちゃんからのプレゼントを受取り、駆けつけた観客にフォーミュラドライバーとして最後の挨拶を行った。

第9戦・決勝正式結果 #1/5位。ベストタイム/1分49秒852
#2/14位。ベストタイム/1分50秒648
ドライバーズコメント
ライアン選手
「スタートは上手く決まり順位を上げることができました。その後早めのピットストップを選択し他の車との差をつけようと思ったのですが、混戦が長引きなかなか順位を上げることができませんでした。レース中のバトルは非常にエキサイティングで、厳しい状況の中でも緊張感を崩すことなくポジションを維持しました。今シーズン最後のレースを表彰台で締めくくることができなかったのは残念ですが、チームランキング2位を獲得できたことは良かったです。今年はドライバーズランキングは3位で終えることになってしまいましたが、来期のチャレンジを楽しみにしています。」

服部選手
「今週末のフリー走行から順調な仕上がりできていたので、必ず表彰台で締めくくろうと思っていました。最後の最後で燃料系のトラブルでストップしてしまい残念。でもレース途中はかなりプッシュする場面もあって悔いのない気持ちのいいラストレースになりました。今後フォーミュラでのドライバーではなくオペレーションディレクターに立場がかわりますが、20年の経験を生かして若いドライバーたちを育てていきたいと思います。よろしくお願いします。」

チーム監督コメント
「今日はライアン選手も服部選手も中盤グリッドからのスタートとなり、戦略次第で結果が大きく変わってくると思われたので念入りに作戦を立てていました。2台とも早めにピットインさせ、中盤は優勝したロッテラー選手ともほとんど変わらないペースで走っていたのですが、その後伸び悩んでしまいました。ライアン選手は終盤激しいバトルを繰り広げ諦めることなく5位入賞。服部選手は引退レースにもかかわらず、最後はトラブルで車が止まってしまいチェッカーを受けることができず残念な結果になってしまいました。来シーズンは服部選手とも新たな関係でタッグを組み、常に強いチーム作りをしていく決意です。」