2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第8戦 RACE REPORT
<第8戦・ツインリンクもてぎ>10月22日・23日
<観客動員数> 22日/ 6,000人・23日/19,000人
<TV放映> フジテレビ系列 10月23日 26時28分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
レカロ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC
モトローラ株式会社
MOTOROLA
株式会社フュートレック
FUETREK
三菱電機株式会社
MITSUBISHI

フォーミュラ・ニッポン 第8戦 <予 選>
10月22日(土)  ・天候/雨、曇  ・出走台数/15台
滑りやすい路面状況に苦闘。
ライアン選手、タイトル争いに厳しい展開の6番手、
 今シーズンでトップフォーミュラを引退する服部選手は15番手からのスタート。


 前戦から約2カ月という長いインターバルがあったシリーズ第8戦。舞台となるツインリンクもてぎには、ドライバーズタイトルがかかった天王山としていつも以上の緊張感が漂っている。金曜日にドライコンディションで行われた公式合同テストでは、2カ月ぶりのフォーミュラマシンの感触を確かめながら各選手がセッティング調整を重ね、服部選手は5位、ライアン選手は8位のタイムを記録している。

公式予選1回目(10:30〜 45分間 COURSE/ウエット)
 明けて土曜日の予選は朝からぐずついた天候となり、開始の15分程前から雨が降り始め た。その後雨足はかなり強くなり、開始直前にウエット宣言が出され全車レインタイヤでコースインした。開始5分後、いきなりの赤旗で中断。各選手とも出鼻を挫かれたカタチとなり、天候を含め走行への不安定要素がさらに増長された。その後、ライアン・服部選手ともセッティングを変えつつ数回アタックを試みたが、ライアン選手はブレーキにトラブルを、服部選手はグリップ不足に悩まされ、上位タイムを刻めなかった。

公式予選2回目(15:20〜 45分間 COURSE/ウエット)
 すでに雨は上がったもののコースは依然ウエットコンディション。予選1回目のトラブルを解消すべく、両選手とも細やかにセッティングを変えてのアタックとなった。ライアン選手は前半・中盤と順調にタイムを上げ始め、残り5分の時点で4番手まで順位をアップ。しかし午前中の走行不足が響き、最終アタックでベストタイムをマークするものの6番手。服部選手は午後もグリップ不足に抱え込み15番手スタートとなった。

第8戦・総合予選正式結果 #1/6位。ベストタイム/1分53秒295
#2/15位。ベストタイム/1分56秒366
ドライバーズコメント
ライアン選手
「午前中はブレーキにトラブルが発生し、まったく思い通りの走りができずじまい。午後にはほぼ解決しましたが、やはり午前中にロスした分までは取り戻すことはできませんでした。でもこのコースは開幕戦で5番手からスタートして優勝した良いイメージがあります。ドライバーズタイトルのかかった大切なレースなので、希望を捨てずとにかく頑張るだけです。」

服部選手
「一日を通してまったくタイヤグリップが利かず、まさにギブアップ状態。もてぎは得意なサーキットですし、昨日の合同テストでも感触は悪くなかっただけに残念。不本意な位置からの決勝スタートとなりましたが、ファンの皆さんにはいいところをお見せしたいので、少しでもポジションを上げることができるよう頑張ります。」


フォーミュラ・ニッポン 第8戦 <決 勝>
10月23日(日)  ・天候/晴  ・出走台数/15台
ライアン選手、三つ巴のタイトル争い逆転勝利を目指しチーム総力戦で決勝に挑む!
 結果は終盤に追突された影響で無念の11位。服部選手は最後尾から追上げて7位完走。

今回のツインリンクもてぎでのレースは去年より7周増え62周のロングディスタンスで争われる。決勝日の朝は昨日に引き続き雨。ライアン選手は昨日のブレーキトラブルも解消し、フリー走行では2番手のタイムを出し好調な仕上がりを見せた。しかし午後になると天気は一転して晴天となり、完全なドライコンディションでの決勝レースとなった。
決勝(10/23 14:25〜 COURSE/ドライ 62周)
 気温21度、路面温度25度。現在ドライバーズタイトル3位のライアン選手は同じく2位の井出選手と3列目からのスタート。ポイントトップの本山選手はポールポジション。ライアン選手は逆転を狙うことのできる最後のレースとして思い切った走りで挑まなければならない状況にある。
 スタート直後のライアン選手はポジションを2つ落として8番手、服部選手はジャンプアップして11番手。両選手とも予定通り早めにピットインし燃料補給とタイヤ交換を済ませた。中盤以降は安定した走りでレースを組み立て、他のチームのピット戦略に呼応して着実に順位を上げていった。ライアン選手は一時4位まで順位を上げたが、50周目の90度コーナーで井出選手に追突され左リアタイヤがパンク。予定外のピットインを余儀なくされ順位を大きく落とした。コースに戻ってから猛追するものの、13位完走でレースを終えた。服部選手も堅実に順位を上げ続けたがポイント圏内には一歩及ばず7位フィニッシュとなった。

第8戦・決勝正式結果 #1/13位。ベストタイム/1分39秒894
#2/7位。ベストタイム/1分41秒231
ドライバーズコメント
ライアン選手
「予選でのブレーキトラブルは解消し、朝のフリー走行も調子が良かっただけに残念な結果です。今回はチャンピオンシップがかかっていて、なんとしても優勝しなければならないレースでした。チャンピオンをキープすることはできませんでしたが、まだシリーズランキング争いは続きます。次の最終戦・鈴鹿は当然優勝を狙いアグレッシブに走りたいと思います。

服部選手
「引退を発表した直後のレースだったのでいつも以上にファンの声援も大きく、そんな声援に応えるためにもいいレースをしなければと意識していました。厳しいポジションからのスタートでしたが、着実に順位を上げることだけを考えて走っていました。残念ながらポイント圏内に届きませんでしたが、思い出深いレースとなりました。次戦は国内トップフォーミュラ最後のレースとなります。地元・鈴鹿で悔いのないように頑張ります。」

チーム監督コメント
「ライアン選手に関してはクルマの調子は良かったのですが、スタートで順位を落としたことと、ブレーキトラブルの解消で時間がかかりセッティングの詰めが甘くなったことで1周毎にコンマ数秒、本来の彼の実力より遅かったような気がします。服部選手に関してもほぼ同じような状況でしたが、スタート位置からするとよく頑張ったと思います。
 今回はドライバーズタイトルのかかった大切なレースでしたが、私自身監督として一戦一戦勝利に向かって全力を尽くしたひとつの結果であると受け止めています。次の最終戦 ・鈴鹿でチーム全体のモチベーションをさらに高め、シリーズの締めくくりとして見応えのある戦いにしたいと思っています。」