2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第5戦 RACE REPORT
<第5戦・鈴鹿サーキット> 7月2日・3日
<観客動員数> 2日/ 8,500人・3日/15,000人
<TV放映> フジテレビ系列 7月3日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
レカロ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC
モトローラ株式会社
MOTOROLA

フォーミュラ・ニッポン 第5戦 <予 選>
7月2日(土)  ・天候/曇、雨  ・出走台数/15台
ライアン・服部両選手とも1回目ドライでのセッティングが決まらず結果的に後位。
ただライアン選手、2回目レインで一人ダントツの速さで他を圧倒。決勝に期待!

 梅雨真っ只中での鈴鹿サーキット開催ということで、ある程度の不安定な天候は予想されたフォーミュラ・ニッポン第5戦。昨日の夜から本降りとなっていた雨は朝までには上がり、予選1回目はドライコンディションでの戦いとなった。

公式予選1回目(10:30〜 45分間 COURSE/ドライ)
 気温27度、路面温度は30度で上空はどんよりとした曇ぞら。午後から本格的な雨という予報が出されていたため、セッションがスタートすると各マシンが次々とコースインした。いつ雨が降ってくるのか分からないという懸念があったため、各陣営とも予選1回
目から次々とニュータイヤを投入。中盤以降は熾烈なタイムアタック合戦となった。
 残り15分,本山選手がデグナーで激しくコースアウトし赤旗中断。約15分後に再開したものの今度はトレルイエ選手が同じくデグナーでスピンし今度は黄旗が提示された。そんな変則的な状況の中でライアン・服部両選手とも様々なセッティングを試しながらアタックを繰り返したが、タイムアップのチャンスを逃し服部選手は1分47秒702、ライアン選手は1分47秒900でセッションを終了。ちなみに両選手ともニュータイヤを1セット残し、天候次第では午後からのセッションで一気に挽回することは可能である。

公式予選2回目(15:00〜 45分間 COURSE/ウェット)
 午後1時あたりから予報通り雨が降り始め、セッションが始まる頃には雨足も非常に強くコースは完全なウェットコンディションに。開始5分前にウェットプラクティスが宣言され、これで午前中のタイムを塗り替えることは事実上不可能となった。ライアン選手、
服部選手ともニュータイヤを残しながらも明日の決勝レースを想定し、ウェットでのセッティングを数パターン試しセッションを終えた。結局1回目の結果が、そのまま明日の決勝グリッドとなった。

第5戦・総合予選正式結果 #1/11位。ベストタイム/1分47秒900
#2/9位。ベストタイム/1分47秒702
ドライバーズコメント
ライアン選手
「天候の変化やいろいろなアクシデントがあり本当に難しい一日でした。なかなかベストなセッティングが見つからなかったけれど、最終的にはいくつかの発見がありました。とくにレインコンディションでの速いセッティングを見つけられたのが大収穫です。明日は冷静に上位を目指してドライビングするだけです。期待してください。」

服部選手
「今回はセッティングが決まらず苦労しました。うまく行かなかったポイントはエンジニアとのミーティングで解決策を見つけて明日の決勝に備えます。鈴鹿は地元のコースなので、応援に来てくださるファンの方々にもいい結果でお返ししたいですね。」


フォーミュラ・ニッポン 第5戦 <決 勝>
7月3日(日)  ・天候/雨  ・出走台数/15台
セーフティーカーが2回も導入される波乱の展開。
ヘビーレインの中、11番手発進のライアン選手は無給油作戦でジワジワとポジションを上げ3位。
服部選手は7位完走。

決勝(7/3 14:45〜 COURSE/ウエット 51周)
 決勝日の鈴鹿は小雨が降る朝を迎えた。決勝が始まる頃にはヘビーレインとなり、スタートは予定より15分遅れとなった。強烈な水飛沫が巻き上がるなどの悪条件が重なる後位からのスタートということで、ライアン選手はあまり無理しないように心掛けてスタートに望んだ。そしてスタート直後、予測していた通りクラッシュが発生した。すぐさまコース上にセーフティーカーが導入。この時点で服部選手が5位、ライアン選手は11位であった。
 再スタートが切られたのは3周のあと。ライアン選手、服部選手とも無給油で走りきるオプションもあったため序盤は慎重に周回を重ねた。9周目当たりからジワリジワリとポジションを上げはじめたライアン選手は11周目のダンロップの立ち上がりで土屋選手がコースアウトすると7番手まで順位を上げた。レース中盤、4番手片岡選手が突如スローダウンでライアン選手は5番手に。そして42周目、4番手の井出選手が3番手平中選手に追突。マシンがコース上に止まったため、2回目のセーフティーカーがコースに入った。
 再スタートが切られたのは残り5周の時点。同時に追突した井出選手にペナルティーが課せられ入賞圏から脱落。結果ライアン選手は3位をキープしレースを終え、11番手スタートからの表彰台を獲得した。服部選手は後半、入賞圏内の5位を走行していたものの、アクシデントに巻き込まれマシンを損傷。惜しくも7位完走となった。

第5戦・決勝正式結果 #1/3位。ベストタイム/2分08秒855
#2/7位。ベストタイム/2分10秒770
ドライバーズコメント
ライアン選手
「とても難しいレースでした。ヘビーウェットで何が起こるか分からない状況だったので、スタートは極めて無理しないように努めました。案の定、スタート直後にクラッシュが起きてしまったけれど、巻き込まれることなくレースに集中する事ができました。今回はあくまでもミスすることなくレースを走りきることが目標でした。2回目の再スタート後は前の2台にプレッシャーをかければ、もっと前のポジションに出られると思いましたが、本山選手がトップに立った時点で3位をキープする事にしました。」

服部選手
「スタート直後のクラッシュには幸い影響を受けず、むしろ順位を上げることができたのですが、やはり天候が悪かったせいで所々ミスなどもあって非常に厳しいレースでした。後半で接触されてしまい、その後はずっとリアがコントロールできない状態になり順位を落としてしまいました。ポイント圏内だっただけに残念です。」

チーム監督コメント
「今日は非常に困難なレースでした。もちろんライアン選手は雨でも速く走れることはわかっていたので、いろいろな戦略を考えることができました。予選結果が悪かったので焦る気持ちもあったと思いますが、冷静に走りきりこのポジションで終えることができたのはチャンピオンとして恥ずかしくない走りだったと思います。服部選手も途中までポイント圏内につけていただけに終盤での接触は残念でした。残り4戦、気を引き締めて挑んでいきたいと思っています。」