2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第4戦 RACE REPORT
<第4戦・富士スピードウェイ> 6月4日・5日
<観客動員数> 4日/11,100人・5日/24,700人
<TV放映> フジテレビ系列 6月5日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC
モトローラ株式会社
MOTOROLA

フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <予 選>
6月4日(土)  ・天候/曇  ・出走台数/15台
ライアン選手、1回目のトラブルで温存できた3セットのニュータイヤが功を奏し、
 2回目開始直後にトップタイムをマークしPPを獲得!服部選手は苦戦の11番手から。

 1周 4.563km、ストレート 1.5km、40年の歴史を持つ富士スピードウェイの基本レイアウトを残しつつも、すべてのコーナーに手を加えた新生・富士スピードウェイで第4戦が開催された。4月にはこのブランニューサーキットで公式合同テスト走行が行われており、各チームとも蓄積したデータに基づいたセッティングでレースに挑むことになる。
公式予選1回目(10:15〜 45分間 COURSE/ドライ)
 午後から雨が降るのではないかという予報が出されていたため、各チームともできるだけ早い段階でタイムを出しておこうとの思惑で、1回目のセッションが開始されると相次いでコースインし精力的に周回を重ねた。
 1秒以内で全車がひしめく接戦の中、1セット目のニュータイヤで1分29秒010という暫定トップタイムをマークしたライアン選手。しかし残り10分、ピットに戻る際にギアのトラブルからバランスを崩しガードレールに接触。そのままピットガレージにマシンを納め、結果3位でセッションを終えた。服部選手は1分29秒294での10位。

公式予選2回目(15:25〜 45分間 COURSE/ドライ)
 2回目のセッションはスッキリとしない天候ながら予想された雨も降らずドライコンディションでスタートした。午前中のトラブルでニュータイヤを3セット残したライアン選手は開始早々にニュータイヤでコースイン。ファーストアタックで1分28秒340のトップタイムをマーク。その後各チームによる熾烈なタイムアタックが繰り広げられたが、結果的にはそのタイムは破られることなくポールポジションを獲得した。服部選手は途中5番手のタイムをマークしたが、その後は伸び悩み11番手グリッドからの決勝スタートとなった。

第4戦・総合予選正式結果 #1/1位。ベストタイム/1分28秒340
#2/11位。ベストタイム/1分28秒882
ドライバーズコメント
ライアン選手
「今日は朝から調子が良くクルマも完璧に近い状態。1回目の予選では最後に思わぬトラブルが発生し最終のアタックができませんでしたが、いろいろなセッティングを試すことができたので気持ちに余裕はありました。2回目の予選もクルマは速く、いいタイムが出て満足です。レースを勝つためにはもちろんポールをとるのが一番有利。明日の決勝は自信を持って挑みます。」

服部選手
「マシンは速かったのですが接戦でポジションはあまり上がりませんでしたね。11番手という結果は残念。新生富士で初めてのフォーミュラニッポンですから、チームスタッフと綿密に作戦を立てて、最低でもポイントを取ってレースを盛り上げます。」


フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <決 勝>
6月5日(日) ・天候/曇のち雨 ・出走台数/15台
45分過ぎからの豪雨でレースは2パート制に。
第1パートでタイヤ交換に遅れ第2パート最後尾スタートのライアン選手、ジワジワ追上げ4位。
服部選手は10位完走。

決勝(6/5 14:28〜 COURSE/ドライ&ウエット 65周)
 新生・富士スピードウェイで開催された初めてのフォーミュラ・ニッポン。時折晴れ間も覗くコンディションの中、午後2時28分、待望のスタートが切られた。次の瞬間、DoCoMo DANDELIONのピット内に落胆の声が響いた。PPのライアン選手は大きく出遅れ後方集団に飲み込まれてしまったのだ。1周を終えた時点での順位はライアン選手は7位、服部選手は12位。6周目、トップ平中選手にフライングの裁定が下され大幅にポジションダウン。6位に上がったライアン選手はその後前車井出選手をパスし5番手に浮上しさらに前を追った。
 20周を過ぎたあたりから雨粒が落ち始めた。25周目、いち早くコースコンディションに反応した本山選手を先頭に、上位グループの選手が次々とピットイン。ライアン選手が慎重にピットインのタイミングをはかるうちに雨はどんどん大降りに。そしてライアン選手はすでに水浸しとなっていたピットロードで、またもやバランスを崩してガードレールに接触。修復作業を終えてピットアウトする頃には大きく順位を落としてしまった。
 コース復帰後、雨はさらに強くなり土砂降りに。30周過ぎたあたりで上位のマシン数台がスピンし、さらにストレートで真っ直ぐに走れない状態に陥ったため、やむなくレースは赤旗中断となった。
 競技規則に従い残り32周で決勝第2パートが設定され、午後4時30分セーフティーカー先導によってスタートした。スタート後5周を終えたところでセーフティーカーがピットレーンにおさまり実質上のスタートが切られた。ライアン選手は最後尾11位からスタートし次々と前のマシンをオーバーテイク。13周目には5番手までポジションを上げ、最終的にはクインタレッリ選手をパスし4位でゴール。ドライバーズポイント3点を獲得し、ライキング2位に留まった。
 一方服部選手は11番手からのスタートし、ライアン選手より先にピットインを終えたところでレースが中断。第2パートは6番手からの再スタートとなった。しかし途中接触により傷めたウイングの影響でなかなかタイムが上がらず10完走という結果となった。

第4戦・決勝正式結果 #1/4位。ベストタイム/1分30秒621
#2/10位。ベストタイム/1分30秒781
ドライバーズコメント
ライアン選手
「スタートで順位を落としてしまったせいで、前のクルマに引っ掛かってしまい速く走れませんでした。さらに最悪なことにピットインでクルマをウォールにヒットさせてしまい順位を大きく下げてしまいました。チームは赤旗中断中の僅かな時間に壊れたクルマをセットアップしてくれ無事第2パートのグリッドに並ぶことができとても感謝しています。せっかくのPPを活かせないもったいないレースでした。今回のレース自体は非常に特殊な状況だったので、貴重なポイントが取れただけでもラッキーと思っています。」

服部選手
「マシンのセッティング自体は非常にいい状態で決まっていたのですが、接触でウイングが欠けてからはバランスが悪くてまともに走れませんでした。今シーズンはコンスタントにポイントを取れていたのですが、今回は完走するのがやっとの状態。まったくいいところがありませんでしたね。次回鈴鹿でまた1から頑張ります。」

チーム監督コメント
「ライアン選手はスタートで順位を落としてしまったのが痛かったですね。クルマは速かったのですが前が詰まっていては仕方がないでしょう。ピットイン時のクラッシュなどでピット作業のタイミングが合わず、結果的にこの成績になってしまったのはチームとして 大いに反省すべきところです。こういった過酷なレースの時も冷静に対応できるよう、もう一度チームの体制を建て直して、シリーズ中盤以降を戦っていきたいと思います。」