2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第3戦 RACE REPORT
<第3戦・スポーツランドSUGO> 5月14日・15日
<観客動員数> 14日/ 5,600人・15日/28,200人
<TV放映> フジテレビ系列 5月14日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC
モトローラ株式会社
MOTOROLA

フォーミュラ・ニッポン 第3戦 <予 選>
5月14日(土)   ・天候/曇   ・出走台数/15台
最後までベストセッティングを見い出せずライアン選手6位、服部選手13位の厳しい結果に。
決勝を想定した金曜日合同テストのデータをフルに生かして表彰台を狙う!

公式予選1回目(11:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 雨の中で行われた昨日の合同テスト走行に続き、気温7度、路面温度12度と底冷えするコンディションのスポーツランドSUGO。厚い雲に覆われハッキリしない天候の下で1回目のセッションが開始された。
 今年3月に張り替えられた路面の感触を確かめるため、どのマシンも早めにコースに飛び出した。DoCoMo DANDELIONの2台がコースインして間もなくセッションは赤旗で中断。その後残り37分で再びコースに戻るとライアン選手はトップタイムの1分9秒990をたたき出す。服部選手はセッティングを微調整を繰り返しアタックを続けたが残り1分のところでスピン。自己タイム更新のチャンスを逃し11位でセッションを終えた。ライアン選手もトップタイム以降自己タイムを更新できず最終的に3位の結果となった。

公式予選2回目(15:25〜 45分間 COURSE/ドライ)
 予選2回目も天候は曇。気温8度、路面温度12度と相変わらず冷え込んだままのコンディションが続いた。チームの2台はともにユーズドタイヤでコースイン。最終的なマシン状態の確認を終えると、セッション半ばでニュータイヤに替えライアン選手がトップタイム1分9秒819をマーク。しかしその後はタイムを伸ばせず、明日の決勝グリッドは6番手3列目からのスタートとなった。服部選手も最後までセッティングが決まらず13番手に沈んだ。

第3戦・総合予選正式結果 #1/6位。ベストタイム/1分09秒819
#2/13位。ベストタイム/1分10秒435
ドライバーズコメント
ライアン選手
「予選2回目、最終コーナーで遅いクルマに引っ掛かってしまいラストアタックのチャンスを逃したのが痛かった。決勝グリッドはもう少し前からスタートしたかったというのが正直なところです。でもマシンは充分速く仕上がっているので明日の決勝は自信を持って優勝を狙います。」

服部選手
「最後の最後までセッティングが決まらないまま予選日を終えてしまいとても残念です。今日うまく行かなかったポイントはきちんとミーティングで洗い出し、明日の決勝は新たな気持ちで挑みたいです。後方からのスタートなので綿密な戦略を練って必ずポイント圏内でレースを終えてみせます。」


フォーミュラ・ニッポン 第3戦 <決 勝>
5月15日(日) ・天候/雨、晴  ・出走台数/15台
決勝直前の通り雨。前半降ったり止んだりの難解なコンディションに手こずるも、後半ドライ路面で速さと強さを発揮。
ライアン選手2位、服部選手6位のダブル入賞!


 冬のような天候から一転、第3戦決勝日の朝は文字通りの五月晴れに。ただし午後からの天候が不安定なことを想定し、午前中のフリー走行ではライアン・服部選手ともフルタンク状態でのドライおよびドライ&ウエットセッティングの確認が行われた。
 そして決勝直前の午後1時過ぎあたりから本降りの通り雨に見舞われた。急きょ午後2時から10分間のウエット練習走行が設けられ、全チームともレインタイヤでスターティンググリッドにマシンを並べた。

決勝(5/15 14:38〜 COURSE/ドライ・ウエット 80周)
 金曜日と今朝のフリー走行でテストしたデータを参考に、チームは急きょセッティングを変更し、この難解なコンディションに対応した。そして降ったり止んだりの不安定な天候の中で決勝レースは開始。両選手ともスタートで若干出遅れたものの序盤はポジションキープの慎重なハンドリングでレースを進めた。
 タイヤ交換のタイミングがレースのカギとなる中、27周目ライアン選手、30周目服部選手が次々とピットイン。まだ少し雨は降っていたもののスリックタイヤに換えコースに戻っていった。ライアン選手はしばらくペースは上がらなかったが路面が乾いてくるにつれタイムアップ。ファステストラップを刻みながら徐々にポジションを上げレース半ばには3位に浮上した。
 そして残り25周あたりからライアン選手のラップタイムがトップ本山選手、2位小暮選手よりも1周あたり1秒ほど速くなりこのペースでいけばトップも可能という展開となった。まず一時14秒以上あった2位小暮選手との差がほとんど削られテールトウノーズに。それ以降ライアン選手は執拗にプッシュし続けたが、小暮選手は巧みなブロックでポジションを死守。72周目、ようやくスリップから抜け出し1コーナーで2番手のポジションを奪い取った。しかし小暮選手に手こずったタイムロスが響き、ラップタイム更新というアドバンテージをトップ本山選手には生かせなかった。
 レースは本山選手が中盤トップを奪い返して以降ペースを落とすことなく、ライアン選手と10秒以上引き離して逃げきった。2位フィニッシュのライアン選手、服部選手も後半ペースを上げ6位でチェッカーを受けダブル入賞。ライアン選手はドライバーズポイントのトップに並び、チームポイントも順調に伸ばした。

第3戦・決勝正式結果 #1/2位。ベストタイム/1分11秒613
#2/6位。ベストタイム/1分12秒190
ドライバーズコメント
ライアン選手
「今日はとても難しいレースでした。スタート30分前までセッティングが決まらず、今まで試したことのないセッティングでスタートしました。やはり前半雨の中のレースはまったくペースを上げることができず最悪。ピットインしてスリックタイヤに替えた後もミスしないよう慎重に走り、結果2位でフィニッシュ。フェアなバトルができ楽しかったし、駆けつけてくれたスポンサーの方々の前で表彰台に登れて良かったです。」

服部選手
「とにかく様々な悪条件が重なる厳しいレースでした。途中スピンもしてしまったし、後半コースが乾いてくるまではまったくペースも上がらず、どうなるかと思いました。終盤だんだんポジションも上がり6位で完走できたのはとてもラッキーでしたね。今シーズンはコンスタントにポイントを稼いでいるので、この調子でもう少し上を狙っていきたいです。」

チーム監督コメント
「2台ともクルマは速く仕上がっていたのですが、なかなかコレというセッティングが見つからず非常に厳しい週末になりました。予選で振るわなかった分、決勝で巻き返しを狙いましたが、これも目まぐるしい天候の変化でベストな決断ができず非常に悩みました。最終的には両選手ともポイント圏内でレースを終えることができホッとしています。ただ前回のレースも今回のレースも予選でのパフォーマンスは納得していません。ライアン選手は今年ディフェンディングチャンピオンですが、チームとしては守りに入るのではなくもっとアグレッシブな姿勢を忘れずに残りのシーズンを戦って行きたいです。」