2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第2戦 RACE REPORT
<第2戦・鈴鹿サーキット> 4月16日・17日
<観客動員数> 16日/19,000人・17日/34,000人
<TV放映> フジテレビ系列 4月17日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC

フォーミュラ・ニッポン 第2戦 <予 選>
4月16日(土)   ・天候/晴   ・出走台数/15台
開幕戦表彰台の三人が9、10、11番手に沈む波乱の予選。決勝本位のピンポイント
セッティングが裏目にでたライアン選手、服部選手は後位から追い上げを目指す!

公式予選1回目(10:45〜 45分間 COURSE/ドライ)
 昨日の合同テスト走行に続き春らしい暖かな天候となった鈴鹿サーキット。気温は22度路面温度28度まで上昇し完全なドライコンディションでの予選となった。しかしピットロードがオープンしても誰もコースには出て行かなかった。併催されている2輪レースで荒れた路面を誰かがキレイにしてくれるのを待とうという作戦で、この膠着状態がセッション終盤まで続いた。残り15分となったところでライアン・服部選手がようやくタイヤを装着しウォーミングアップ走行に入った。残り6分となったところでアタック。結果ライアン選手2位、服部選手は7位の成績で午前中のセッションを終えた。

公式予選2回目(15:25〜 45分間 COURSE/ドライ)
 2回目の予選セッションはガラリと様相が変わった。気温は午前より上昇し各マシンとも立て続けにニュータイヤを投入し自己ベストタイムの更新を狙った。ライアン選手と服部選手はすこしタイミングをずらすカタチでコースイン。他車がアタックを終えた頃のクリアな状態でアタックを開始した。しかし路面状況、マシンセッティングに問題がなかったにもかかわらず、両選手のタイムが思ったほど伸びない。ライアン選手が9番手、服部選手も11番手という最近にはない下位グリッドでセッションを終える結果となってしまった。チームとしては決勝本位のピンポイント的なセッティングが午後のコースコンディションの変化に対応しきれなかったと分析したが、これはまったくの予想外の順位。
 ただ、ライアン選手は金曜の合同テスト走行でトップタイムを出しているし、300kmのロングバトルを見越してニュータイヤを1セット温存しているだけに、決勝での巻き返しが期待できる。

第2戦・総合予選正式結果 #1/9位。ベストタイム/1分45秒321
#2/11位。ベストタイム/1分45秒663
ドライバーズコメント
ライアン選手
「とっても残念な結果に終わりましたが、チーム全体のモチベーションに関しては下がったりはしていません。スタートで順位を上げられる可能性もあるし、51周のロングバトルにも充分チャンスは潜んでいます。きちんと作戦を練って、決勝で必ず挽回します。」

服部選手
「レースコンディションはとても良かったのでこの予選結果は非常に残念。最後のアタックもミスがあったりして満足の行くものではありませんでした。クルマのセッティングやピット作戦などエンジニアとしっかり話を詰め、決勝は気持ちを入れ換えて頑張ります。」


フォーミュラ・ニッポン 第2戦 <決 勝>
4月17日(日) ・天候/晴 ・コース/ドライ ・出走台数/15台
後位スタートを意識してワンストップ、イーブンペースでレースをマネージメント。
ライアン・服部両選手、安定したレース展開で完走。5位6位入賞でポイント獲得!

 4月17日、第2戦の決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは、2輪レース併催ということで3万4千人の観客でスタンドが埋め尽くされた。朝からのフリー走行ではチーム2台とも後方からのスタートであることを考慮し、レース中盤でのピットインを戦略としたガソリン量でのマシンバランスチェックを重点的に行った。

決勝(4/17 14:34〜 COURSE/ドライ 51周)
 午後には気温は20度を越し初夏を思わせる陽気となった。路面温度も35度と、レースコンディションも上々。
 そして午後3時34分、決勝のシグナルがオールグリーンに。最近にはない後位からスタートしたライアン選手、服部選手のジャンプアップが期待されたが、やはり前方のクルマに行く手を阻まれ厳しいスタートとなった。オープニングラップはライアン選手10位、服部選手12位となり共にポジションをひとつ落とした。
 チームは300kmというレースディスタンスのちょうどハーフウェイあたりでのピットストップを設定した。それまではタイヤをいたわる走りでじっと我慢し、ピット作業とニュータイヤのアドバンテージを後半戦で活かし上位入賞を目論んでいる。両選手ともそれを充分に意識しレース前半を淡々と消化した。
 3分の1ほどのラップが消化されたあたりで2ストップ作戦のクルマがピットイン。そして23周目、ライアン選手は12秒4という驚異的なタイムでピット作業をこなした。服部選手も24周目にピットイン。アウトラップではライアン選手9位、服部選手11位とスタート時の順位に戻し後半の追撃体制に入った。
 その後、各所で起こった接触などに巻き込まれることもなく、2ストップ作戦のクルマが2度目のピットストップを終えた時点ではライアン選手5位、服部選手6位まで浮上。ライアン選手は最終ラップまで本山選手と激しいバトルを繰り広げたがそのままチェッカー。服部選手もそれに続いてフィニッシュ。チームとしては決して満足のいく結果ではなかったものの、チャンピオンシップを戦う上で貴重なポイントを稼いだカタチとなった。

第2戦・決勝正式結果 #1/5位。ベストタイム/1分50秒465
#2/6位。ベストタイム/1分50秒933
ドライバーズコメント
ライアン選手
「今回のレースで2ポイントを取れたのは後々重要になってくると思いますが、やはりレース自体の結果は満足の行くものではなく多くの課題が残りました。アクシデントに巻き込まれたり、マシントラブルに見舞われることもなく完走できたということがラッキーでしたが、レースを戦ったとは言いがたい内容でした。次戦以降いい流れに乗るためにも気を引き締めて万全の準備をしていかなければなりません。」

服部選手
「予選の結果を考えると2台揃ってポイント圏内で完走できたことはラッキーでした。まだまだシーズンが始まったばかりで、セッティングや作戦も手探りの状態です。それだけにいち早くベストの状態を見つけ出すことがチャンピオンチームとしてのアドバンテージにつながると思います。今後のテストが重要なポイントとなります。」

チーム監督コメント
「予選結果からして厳しいレースになることは予想していました。ライアン選手も服部選手も冷静な走りで確実に戦ってくれましたが、やはりチャンピオンチームとして今回のレースパフォーマンスには責任を感じる次第です。現に優勝した井出選手は同じ下位グループからのスタートでしたし、この違いは何なのか・・・。チームとしてしっかり対策を練らなければなりません。」