2005年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第1戦 RACE REPORT
<第1戦・ツインリンクもてぎ> 4月2日・3日
<観客動員数> 2日/7000人・3日/18,000人
<TV放映> フジテレビ系列 4月3日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(#1)
リチャード・ライアン
ドライバー(#2)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
#1 ロブ・アーノット/#2 中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
NTTドコモグループ
NTT DoCOMo Group
ドコモ・モバイルメディア関西(株)
DoCoMo Mobolemedia関西
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
RECARO
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI
日本電気株式会社
NEC

WIN+2005 Wonderful Inpressive Novemver
いままでに最も印象に残る11月を目指して! 2005年フォーミュラ・ニッポン開幕!
●DoCoMo DANDELION <2005年チーム体制&ドライバー>
「ドコモ・ダンディライアン」の2005年ドライバーズラインナップは、昨年に引続きドライバーズランキング1位のリチャード・ライアン選手と同じく9位の服部尚貴選手。そして2台体制それぞれのチーフエンジニアにロブ・アーノット、中居邦宏を据え、より高度なチャレンジスピリットをモチベーションの糧とし「チーム・プライド」の熟成と共有を目指します。

#1/リチャード・ライアン 1979年8月8日生まれ 25歳
2004年/年間ドライバーズランキング1位。アイルランド出身。
#2/服部 尚貴  1966年6月13日生まれ 38歳。
2004年/年間ドライバーズランキング9位。最年長まだまだ元気。

フォーミュラ・ニッポン 第1戦 <予 選>
4月2日(土)  ・天候/曇   ・出走台数/16台
2005年開幕戦からDoCoMo DANDELION2台とインパル勢3台のハイレベルな争いで白熱!
決勝本位のチーム戦略に応え、服部選手4位、ライアン選手5位と好グリッドを獲得。
 2005年度におけるレギュレーションの大きな変更点は、レースディスタンスが全レースともF1のそれと同等の最大で約300kmに延長されたこと。それに伴い搭載ガソリン量もフルタンク135g(従来はタンク同容量ながら110gに設定)となった。チームとしては戦略上従来より約25g分重い状態でスタートする可能性も想定しなければならなくなり、マシン制動力の強化、マシンに優しいドライビング等の対応が求められる。
 ちなみにDoCoMo DANDELIONとしては事前のテスト走行でライアン選手がフルタンクでのマシンデータを収集済である。
公式予選1回目(10:35〜 45分間 COURSE/ドライ)
 朝からツインリンクもてぎの上空は薄い雲に覆われていた。発表された天気予報を参考に、各チームとも午後15時25分から始まる予選2回目の路面コンディションは悪化する可能性があると判断。予選1回目から激しいバトルが展開された。予選開始から約10分、服部選手、ライアン選手の順でコースインした。少しずつセッティングを変更しながら数回のアタックを敢行。セッション中盤までは服部選手がトップタイムをマークする。その後ライアン選手がタイムを塗り替えトップに立った。その後も両選手で1、2をキープしていたが、終盤に赤旗中断があり自己ベスト更新を阻まれライアン選手が3番手、服部選手が5番手で午前中の予選を終えた。

公式予選2回目(15:25〜 45分間 COURSE/ドライ)
 さらにネズミ色の雲が厚く低く立ちこめ、路面温度もあまり上がらない状況の中で各マシンがアタックを開始した。午前中よりなかなかタイムが延びない中、1分35秒台に12選手が並ぶ接戦となった。セッション終了間際、順調に自己ベストタイムを更新していた服部選手がスピン。このセッションでマークした35秒515 の4番手で予選を終えた。ライアン選手は終盤渋滞に巻き込まれ思うようなアタックができず午前中のタイム35秒535 で服部選手に次ぐ5番手につけた。
第1戦・総合予選正式結果 #1/5位。ベストタイム/1分35秒535
#2/4位。ベストタイム/1分35秒515
ドライバーズコメント
ライアン選手
「当然、最前列を狙っていたからこの予選結果は残念です。ただ、明日はこれまでの結果をベースに私にとってさらに走りやすいセッティングで望むつもりです。5番手とはいえ優勝を充分に狙えるポジションなので落胆はしていません。明日はドライとレインの混じった難しいレースになりそうなので勝てる自信はあります。ぜひともいいスタートを切りたいです。」

服部選手
「午前中のコンディションに比べると午後は路面温度が少し下がりなかなかタイムが延びませんでした。ところどころで小さなミスがあり完璧なアタックができなかったのですが、4番手ならまあまあってところですかね。最後のアタックもいい調子だったのでミスしたのは残念。でも十分にコンペティブなポジションなので決勝を楽しみにしていてください。」


フォーミュラ・ニッポン 第1戦 <決 勝>
4月3日(日) ・天候/晴 ・コース/ドライ ・出走台数/16台
300kmのロングディスタンスをチームの総合力で完璧にマネージメント。ライアン
選手終盤に強さを見せつけ優勝。服部選手も3位をゲットしチーム初のダブル表彰台!
 決勝の朝の天候は意外なほどに快晴となったが、予報ではやはり午後から崩れるとのこと。朝のフリー走行は、予測できないレース時のコンディションに備えての数通りのセッティングチェック、さらにレース中盤で行われるであろうピット作業のタイミングを考慮したガソリン量でのマシンバランスチェックに重点的が置かれた。
決勝(4/3 14:30〜 COURSE/ドライ 62周)
 レース開始時刻が近づくにつれ予報通り雲が厚く立ちこめ始めた。いつ雨が降り始めてもおかしくない空模様ながら、チームはひとまずドライセッティングでスタートさせることにした。
 待望の2005年開幕戦決勝がスタートした。ライアン選手、服部選手ともまずまずのスタートを決め1コーナーへ。順位はライアン選手が服部選手の前に立ち4番手。服部選手は3コーナーでややポジションを落としたもののおおむね順調でそのまま流れに乗った。その後2番手走行のトレルイエ選手がスピン。ライアン選手3位、服部選手5位でオープニングラップを終えた。4周目、服部選手は前を行く小暮選手がリタイアし5位に浮上。序盤はライアン選手のいる1〜3位グループと服部選手のいる4〜9位グループの2つに分かれるレース展開となった。
 ピット作戦が勝敗の大きな鍵を握る状況となった中、両選手は1ストップを選択した。心配された天候もレース中盤を過ぎても大きく崩れることもなく、チームはそのままのセッティングで続行することを決断した。2ストップ作戦の他車が一度目のピットストップを終えた頃にはライアン選手は本山選手をパスし2位。トップ井出選手にほぼ1秒差にまで接近しプレッシャーを与え続けた。そして32周目、ライアン選手がピットイン。18秒5の素早いピット作業で井出選手の前でコースインすることに成功した。そしてそのまま安定したドライビングでトップを守りきり開幕戦を優勝で飾った。
 服部選手も順調にポジションを上げて行き、ピット作業を終えてコースに戻ると3位に浮上。そのままポジションをキープしてチェッカーを受けた。
 開幕戦から表彰台1位と3位という、実に幸先の良いスタートとなった。
第1戦・決勝正式結果 #1/優勝。ベストタイム/1分39秒387
#2/3位。ベストタイム/1分39秒466
ドライバーズコメント
ライアン選手
「実に素晴らしい週末になりました。ガソリンを多く積んでもマシンもタイヤも調子よかったですし、ピット作業も速く、何もかもがパーフェクトでした。1ストップ作戦も正しい選択だったと思います。今回はディフェンシングチャンピオンとして「勝って当たり前」というプレッシャーがありましたが、最高のスタートを決めることができひと安心です。これからも気を引き締め、常にトップでいられるよう努力します。」

服部選手
「リチャードと二人そろって表彰台に上がれるなんて最高の気分ですね。本当はワンツーが良かったけれど、それはまたのお楽しみにとっておきます。距離やタイヤが変わったりして未知数のことが多かったので「大丈夫かな?」という気持ちも若干ありましたが、実際にはレース終盤になっても燃費、タイヤともすこぶる調子が良く、安定したレースができました。まさにチームワークの勝利、ありがとうございます。」

チーム監督コメント
「1ピット作戦は結果的に正しい選択だったし、ピット作業も非常に素早くでき、全てがいい方向に向かいました。ライアン選手はディフェンシングチャンピオンとして完璧なレースをしたし、ドライバー二人が一緒に表彰台に上がれるということは、チームチャンピオンを狙う今シーズン非常にいいスタートとなりました。あとはこれで気を緩めず、1戦1戦確実に表彰台を狙ってシーズンを戦っていくだけです。
 これからもチャンピオンドライバーを抱えるチームとしての自信と自負を持ち、チーム力の成熟を図っていきたいと思います。」