快晴の下での決勝日。朝方はかなり冷え込んだものの、徐々に気温も上がり絶好のレース日和となった。午前8時50分からのフリー走行では、フルタンクにおける燃費データやマシンのバランス確認が行われ決勝に向けての準備が着々と進められた。
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| 決勝(10/24 14:34〜 COURSE/ドライ 55周) |
1周約 4.8kmのツイリンクもてぎを55周する決勝。距離と燃費の関係から他のサーキトのように無給油では不可能と考えるのが常識的なレースである。チームはライアン、服部両選手を早めにピットインさせる作戦を基本におき、幾つかのオプションを準備してレースに挑んだ。
午後2時34分、レッドシグナルが点灯、消灯して決勝がスタート。抜群のダッシュを決めたのがインパルの2台。その井出選手、トレルイエ選手に先行を許したライアン選手は4番手でオープニングラップを終え、その後は2番手トレルイエ選手と3番手脇坂選手のバトル状況を冷静に様子見しながら周回を重ねてた。7周目にその両選手が接触コースアウトし戦線を離脱。労せずして2位に浮上したライアン選手は予定通り9周目に早めのタイヤ交換と給油を済ませ、一人先行する井出選手を追うことになった。しかしピットアウト後の3周ほど、無給油という大胆な戦略で走る野田選手に引っ掛かりタイムをロス。17周目には攻略に成功したが、その後なかなかペースを上げられなかった。
服部選手も予定通り早めのピットインを済ませリードを築こうとしたが、同じく野田選手に前を阻まれパスしようとした際にスピン。リタイアとなってしまった。
レース中盤以降は井出、ライアン、ロッテラーの順で膠着状態が続く。素晴らしい追い上げを見せたロッテラー選手がライアン選手の背後に迫り、20周以上にわたるテールtoノーズで観客を沸かせた。結果、ライアン選手は安定した走りでこの戦いを制し2位でレースを終えた。
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| 第8戦・決勝正式結果 |
40/2位完走(16台中)。ベストタイム/1分39秒686 |
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41/リタイア(Lap29)。ベストタイム/1分40秒418 |
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| ドライバーズコメント |
ライアン選手
「いろんな出来事が起こったタフなレースでした。スタートはあまり良くなかったしマシンもパーフェクトではなかったけれど、2位でゴールできポイントが取れたことには満足しています。そしてチームがどんな状況にあっても諦めずに結果を出せることも証明できたと思います。終盤はロッテラー選手に追いつかれ、彼のマシンの方が速くて冷や汗ものでしたが、ブレーキングでミスしないよう落ち着くことだけを意識していました。最終戦鈴鹿は得意なサーキットですし、今までの結果を見ても僕が一番強いはず。有終の美を飾りチャンピオンになる自信があります。」
服部選手
「今回は珍しくトラブルが重なったレースでした。現在のフォーミュラ・ニッポンのように実力が接近している状況では、1セッションでも無駄にすると大きく出遅れてしまいます。野田選手を抜こうとしてスピンしてしまいましたが、野田選手に詰まらなくても先行車に追いつけるペースは難しかったもしれません。チームの戦略も良かったし、トラブルも完治していますが、基本となるセッティングをさらに検討していきます。」
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| 吉田チーム監督コメント |
「優勝以外はあり得ないと挑んだレースだっただけに2位という成績は複雑な気持ちです。ロッテラー選手に迫られた難しい状況の中でライアン選手は良く守りきりましたし、最低限の結果を残すことはできたのですが、がっかりしているのもまた事実です。
シリーズチャンピオンの争いはは今回表彰台の3人に絞られました。最終戦鈴鹿では我々チームとスポンサー、ファンのプライドをかけて、ライアン選手は優勝でチャンピオンを、服部選手も2位でのダブル表彰台を取りに行きます。」
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