朝から時折小雨が降る微妙な天候。フリー走行はコースの一部がウェットコンディションとなる複雑な路面状況の中で行われた。ライアン・服部選手はウェットタイヤ時のバランスを確認と、後半に路面が乾きはじめたところでスリックタイヤのテストを行ったが、路面はとても滑りやすく、決勝レースはセパン特有の難しいドライブになることが予想された。
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| ファーストスプリント決勝(9/19 11:03〜 COURSE/ドライ 20周) |
2スプリントレースとなるセパン第7戦。サーキット上空には厚い雲が立ち込め、時折パラッと雨が落ちてくる中、なんとかドライコンディションでのレースとなった。最初のレースとなるファーストスプリントはDoCoMo DANDELIONの2台がフロントローからのスタートで大いに期待がかかる。
現地時間の午前11時3分、決勝スタート。ポールシッターの服部選手はまずまずのスタートを決めたが、先に飛び出したのは5番手スタートのロッテラー選手だった。ライアン選手はスタート時からエンジンが完調でなく5位で1コーナーに進入。そのままの順位でレースが進行。そして4周目の1コーナーで起こったエンジンブローによってグラベルへ
コースアウトしそのままリタイアしてしまった。
服部選手は先行するロッテラー選手を追い続けるものの、抜き所の少ないセパンではなかなか隙を見つけられずそのまま2位でゴール。ファイナルスプリントを意識した慎重なレース運びに終始した。
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| 第7戦・ファーストスプリント決勝正式結果 |
40/リタイア(4周目)。ベストタイム/1分54秒646 |
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41/2位完走(16台中)。ベストタイム/1分53秒316
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| ファイナルスプリント決勝(9/19 14:03〜 COURSE/ウェット 27周) |
チームは約2時間のインターバルでライアン選手のエンジン交換という困難な作業を完了。そしてぎりぎりまでの調整により、ライアン選手はピットからのスタートとなった。
サーキットは昼を過ぎても不安定な天候。結局、午後2時からのファイナルスプリントの前に激しいスコールが降り路面はフルウェットとなった。スタート直前に雨はやや小降りとなったものの、決勝レースは午後2時3分にスタート。激しいウォータースクリーンを巻き上げて1コーナーに進入する各マシン。トップのロッテラー選手はヘビーウェットの路面を巧みにドライブ。リードを徐々に広げていく展開となった。2番手の服部選手は安定した走りで2位をキープ、そのまま2位フィニッシュを決め初表彰台をゲットした。
レースが進むにつれ次第に乾いていく路面の中を驚異的なラップタイムで周回を重ねていくロッテラー選手。そしてそれと同様のタイムをマークし続けたのがライアン選手である。ピットスタートとなったものの最後尾から着実に順位を上げ、15周目には5番手の松田選手をかわし前を行く井出選手に迫った。21周目、ライアン選手は最終コーナーで井出選手と接触、順位を上げることには成功したが、レース後に「1周減算とペナルティポイント1」のペナルティが課せられて結局このレース9位というリザルトとなった。
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| 第7戦・ファイナルスプリント決勝正式結果 |
40/9位完走(16台中)。ベストタイム/2分09秒302
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41/2位完走(16台中)。ベストタイム/2分12秒001
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| ドライバーズコメント |
ライアン選手
「予想以上にタフなレースでした。第1スプリントでのエンジンブローから第2スプリントのスタートにかけて、チームの働きは素晴らしく、無事にコースへと送りだしてくれ、とても感謝しています。そのお陰でトップのロッテラー選手と同じペースで次々と順位を上げることができました。井出選手との接触は残念だったし、その結果も悔しく思っています。井出選手のイン側にブレーキングで飛び込み、優位なポジションでコーナーを迎えたつもりでしたが、結果的には接触となってしまいました。
今回のレースはタフながら楽しめたし、どんな局面にあっても高いチーム総合力を持って挑むことができ満足しています。残り2戦で、MINE、セパンの不運を吹き飛ばし、必ずチャンピオンになってみせます。」
服部選手
「第1スプリントではスタートで前に行かれたものの、午後からのレースを見据え慎重なレース運びを意識しました。第2スプリントについては、雨が上がり始めた頃からマシンのセッティングがコースに合わなくなりオーバーステア気味に。最後まで走るのがやっとという状況でした。とは言うものの、私としてはチームに入ってから初めての表彰台獲得なので、これでまたステップをひとつ上がれたような気がします。後2戦、一番上を目指して頑張ります。今度こそダブル表彰台ですね。」
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| 吉田チーム監督コメント |
「忙しい週末でした。金曜日から服部選手の調子がよく、ライアン選手もそれに負けないパフォーマンスを見せていました。予選では1−2ポジション獲得と、お膳立ては揃ったのですが、エンジンブローやスタートの遅れがあり、思うような結果を残すことができませんでした。
このところ、予選の好調さを決勝で維持できないレースが続いており、応援してくださるファンの方にもフラストレーションをおかけしておりますが、チームは自分たちのやってきたことに自信を持ちながら、さらにチャレンジを忘れずに前進しています。残り2戦で必ずチャンピオンを取れるよう準備を進めます。ぜひご期待ください。」
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