2004年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第5戦 RACE REPORT
<第5戦・スポーツランドSUGO> 7月31日・8月1日
<観客動員数> 31日/ 7,500人・1日/34,300人
<TV放映> フジテレビ系列 8月1日 27時10分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
40ロブ・アーノット/41中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
株式会社NTTドコモ東北
NTT DoCoMo東北
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
レカロ株式会社
RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI

フォーミュラ・ニッポン 第5戦 <予 選>
7月31日(土)  ・天候/晴   ・出走台数/16台
ライアン選手、相性のいいSUGOで現役レーサー最多の4戦連続PPを獲得。
 チームタイトルの鍵を握る服部選手は3番手。狙うはもちろん1−2フィニッシュ!
公式予選1回目(10:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 セッションが開始された段階で気温29度、路面温度は46度。チームはこのままの天候が続くと路面温度がさらに上昇し午前中のセッションの方が有利と考え、ライアン選手に1セット目タイヤからの積極的なアタックを指示した。中盤はセッティングの微調整を行い他チームの動きを様子見。予選1回目終了まで後5分を切ったところで満を持しての最終アタックに入った。しかし直後にセッションは赤旗中断、午前10時55分に残り時間3分で再開された。ニュータイヤをウォームアップする時間すらないため、ライアン選手はしかたなく中古タイヤで再度コースイン。タイム更新は不可能と思われたが、1ラップアタックをズバッと決めてトップタイムをマーク。暫定のポールポジションを獲得した。
 服部選手も過酷な路面状況に合わせながら慎重にセッティングを確認。2セット目のアタックで3番手のタイムをマークし好調ぶりをアピールした。

公式予選2回目(13:45〜 45分間 COURSE/ドライ)
 予想通り、路面温度は上昇しタイムアップは無理かと思えた。が、確認走行を行ったと ころ、ライアン、服部選手共にタイムアップの可能性有りと判断。ライアン選手はダウン フォースに少しの変更を行い3セット目のニュータイヤでアタック。午前中のタイムを上 回りトップに立った。一時本山選手に先行させるも、4セット目にただ一人12秒台をマー クし、見事4連続PPを獲得した。
 服部選手は車高やタイヤの内圧を確認しつつ最終アタックへの準備を続け、4セット目のアタックでベストタイムを計測したが、午前中のタイムを上回ることは出来なかった。

第5戦・総合予選正式結果 40/1位(出走16台)。ベストタイム/1分12秒885
41/3位(出走16台)。ベストタイム/1分13秒346
ドライバーズコメント
ライアン選手
「予選1回目2回目ともに満足する走りが出来ました。4連続PPは自分自身とチームの速さを証明するものだし、自信もあったのでとても嬉しいです。すべてが完璧に機能した当然の結果だと思います。明日の決勝はスタートがとても肝心で、2番手本 山選手の実力は侮れません。優勝以外考えずに平常心でレースに挑むつもりです。」

服部選手
「チームとしてPPと3位という素晴らしい結果に満足しています。チームが一丸となって完璧によく働いてくれました。私の3位については、正直、感覚的にはもう少 し下位かな思ったのですが、他車が思ったほど伸びずラッキーでしたね。明日は1、2列 目からの絶好のスタートです。リチャードとダブル表彰台を決めてみせます。」


フォーミュラ・ニッポン 第5戦 <決 勝>
8月1日(日)・天候/晴 ・コース/ドライ ・出走台数/16台
スタートで出遅れたライアン選手、追走途中のギアBOXトラブルで伸びきれず4位。
ノンピットストップ作戦で表彰台を狙った服部選手は、惜しくも6位入賞に留まる。

 今回チームは午前8時からのフリー走行のほかにも、金曜日の公式合同テストで満タンのレースセッティングをシュミレーションし、かなりいい感触を得ていた。その甲斐もありライアン選手はフリー走行トップタイムをマーク。服部選手と共に万全の体制で決勝レースに備える。

決勝(8/1 14:05〜 COURSE/ドライ 72周)
 灼熱のスポーツランドSUGOでのロングディスタンスレース。タイヤ2本交換、無給油、ピットインタイミング、ノンストップ作戦などのレース戦略が勝敗の鍵を握る、見る側に立てば面白いレースである。
 暑さもピークに達した午後2時過ぎ、長く厳しいレースがスタートした。抜きにくいテクニカルコースだけにスタートが肝心となるこのレース。ライアン選手は本山選手の先行を許してしまった。服部選手もスタートをミスし大きく順位を落とす。服部選手はこのミスにより当初の戦略を変更し、無給油無タイヤ交換作戦に出ることとなった。
 ライアン選手は先行する本山選手を果敢にプッシュするが、途中ギアBOXトラブルが発生し思うようにタイムアップができない。さらにドリンク供給装置にもトラブルが出て脱水症状に近い状態の中で本山選手を追うハードな状況を抱えることになった。
 ノンピットストップ作戦を選択した服部選手と小暮選手を除くすべてのマシンがピット作業を終えた時点で、ライアン選手は4番手、服部選手は5番手となっていた。終盤、立川選手が服部選手のベテランらしい巧みなブロックをかいくぐり5位に浮上。ライアン選手4位、服部選手6位で長い苦しいレースを終えた。

第5戦・決勝正式結果 40/4位完走(16台中)。ベストタイム/1分16秒060
41/6位完走(16台中)。ベストタイム/1分16秒811
ドライバーズコメント
ライアン選手
「これまでの中で最も辛いレースでした。自分ではスタートは悪くないと感じていましたが、本山選手のスタートが完璧だったようです。先行された後もマシンは調子よくチャンスを狙っていましたが、徐々にバランスが悪くなりペースダウン。途中ギアBOXのトラブルやドリンクが出なくなりましたが、今回はスタートが一番のポイントとなったレースでした。ピットワークやエンジンはとても順調だったのですが、長いレースを安定して速く走ることができるようさらなる詰めが必要です。」

服部選手
「スタートで大きく出遅れてしまい、やむなくノンピットストップ作戦を選択しました。中盤以降はタイヤを大事に走りましたが、それでも終盤はコースに留まっていることが精一杯。こんなに難しい1ポイントは初めてです。ここのところ満足できないレースが続いているので、次回美祢では良いところをお見せしたいと思います。」

チーム監督コメント
 「2台とも小さなトラブルはありましたが、やはりスタートミスが敗因でした。そしてなりよりレースラップを安定して刻めない状況を克服するための車両解析が先決です。レース戦略にもまだまだ熟考が必要だと実感しました。
 大勢でいらして下さったドコモのゲストやファンの皆さまにパーフェクトウィンをお見せできませんでしたが、このハードなレースを乗り切り2台ともポイントを獲得できたことがせめてもの収穫です。ライアン選手はドライバーズポイントを加え2位との差を広げ1位を確保。チームランキングも2位に僅差と迫ることができました。次戦では完璧なレースを組み立ててダブル表彰台をぜひ達成したいと思います。」