今回チームは午前8時からのフリー走行のほかにも、金曜日の公式合同テストで満タンのレースセッティングをシュミレーションし、かなりいい感触を得ていた。その甲斐もありライアン選手はフリー走行トップタイムをマーク。服部選手と共に万全の体制で決勝レースに備える。
|
| 決勝(8/1 14:05〜 COURSE/ドライ 72周) |
灼熱のスポーツランドSUGOでのロングディスタンスレース。タイヤ2本交換、無給油、ピットインタイミング、ノンストップ作戦などのレース戦略が勝敗の鍵を握る、見る側に立てば面白いレースである。
暑さもピークに達した午後2時過ぎ、長く厳しいレースがスタートした。抜きにくいテクニカルコースだけにスタートが肝心となるこのレース。ライアン選手は本山選手の先行を許してしまった。服部選手もスタートをミスし大きく順位を落とす。服部選手はこのミスにより当初の戦略を変更し、無給油無タイヤ交換作戦に出ることとなった。
ライアン選手は先行する本山選手を果敢にプッシュするが、途中ギアBOXトラブルが発生し思うようにタイムアップができない。さらにドリンク供給装置にもトラブルが出て脱水症状に近い状態の中で本山選手を追うハードな状況を抱えることになった。
ノンピットストップ作戦を選択した服部選手と小暮選手を除くすべてのマシンがピット作業を終えた時点で、ライアン選手は4番手、服部選手は5番手となっていた。終盤、立川選手が服部選手のベテランらしい巧みなブロックをかいくぐり5位に浮上。ライアン選手4位、服部選手6位で長い苦しいレースを終えた。
|
|
| 第5戦・決勝正式結果 |
40/4位完走(16台中)。ベストタイム/1分16秒060 |
|
41/6位完走(16台中)。ベストタイム/1分16秒811 |
|
|
| ドライバーズコメント |
ライアン選手
「これまでの中で最も辛いレースでした。自分ではスタートは悪くないと感じていましたが、本山選手のスタートが完璧だったようです。先行された後もマシンは調子よくチャンスを狙っていましたが、徐々にバランスが悪くなりペースダウン。途中ギアBOXのトラブルやドリンクが出なくなりましたが、今回はスタートが一番のポイントとなったレースでした。ピットワークやエンジンはとても順調だったのですが、長いレースを安定して速く走ることができるようさらなる詰めが必要です。」
服部選手
「スタートで大きく出遅れてしまい、やむなくノンピットストップ作戦を選択しました。中盤以降はタイヤを大事に走りましたが、それでも終盤はコースに留まっていることが精一杯。こんなに難しい1ポイントは初めてです。ここのところ満足できないレースが続いているので、次回美祢では良いところをお見せしたいと思います。」
|
| チーム監督コメント |
「2台とも小さなトラブルはありましたが、やはりスタートミスが敗因でした。そしてなりよりレースラップを安定して刻めない状況を克服するための車両解析が先決です。レース戦略にもまだまだ熟考が必要だと実感しました。
大勢でいらして下さったドコモのゲストやファンの皆さまにパーフェクトウィンをお見せできませんでしたが、このハードなレースを乗り切り2台ともポイントを獲得できたことがせめてもの収穫です。ライアン選手はドライバーズポイントを加え2位との差を広げ1位を確保。チームランキングも2位に僅差と迫ることができました。次戦では完璧なレースを組み立ててダブル表彰台をぜひ達成したいと思います。」
|