2004年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第4戦 RACE REPORT
<第4戦・鈴鹿サーキット> 7月3日・4日
<観客動員数> 3日/11,000人・4日/24,000人
<TV放映> フジテレビ系列 7月4日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
40ロブ・アーノット/41中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
株式会社NTTドコモ東北
NTT DoCoMo東北
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
レカロ株式会社
RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI

フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <予 選>
7月3日(土) ・天候/晴  ・出走台数/16台
前回鈴鹿での悔しさを吹き飛ばすかのように、ライアン選手3戦連続でポールポジシ ョンを獲得!
服部選手はマシンバランスを崩しながらも6番グリッドスタートと健闘。
予選・決勝に先立ち7月2日に第7回の公式合同テストが行われた。
各チームとも明日の予選に向けてのセッティングを煮詰める作業に追われた。
今回セッションに参加したマシンは1台増え16台。
結果、ライアン選手が2番手に大きく差をつけてのトップ。
服部選手も4位と、チーム全体の仕上がりの良さをアピールした。
公式予選1回目(9:45〜 45分間 COURSE/ドライ)
 気温30度、路面温度33度、午前9時45分から45分のセッションは梅雨の最中ながら曇り空の下でスタートした。ダンディライアンの2台はチームが想定したメニューを確認しながら順調にセッティングを詰めていく。ライアン選手は序盤で早々とトップタイムをマーク。服部選手も微調整を繰り返しながら後半のアタックに備える。残り8分、まず服部選手がコースイン。続いてライアン選手。ライアン選手はセクター1、セクター2とベストタイムを更新しながらタイムを確実に削っていく。結果、ライアン選手が予選を通しての1位を、低速マシンに引っ掛かった服部選手は5位のポジションで予選1回目を終えた。

公式予選2回目(14:05〜 45分間 COURSE/ドライ)
 上空は晴れ渡り、気温は32度、路面温度は46度まで上昇し、まさに真夏のコンディションとなった。条件的に午前中のタイムを更新することは難しいものの、更なるタイムアップを目指しいくつかのトライを行い状況を確認。両選手はタイミングを待ってアタックに向かった。ライアン選手のアタック中に他車のコースアウトによるイエローフラッグが提示され、それまで自己ベストタイムで走っていたライアン選手はやむなくアタックを中止、そのままセッションを終えた。しかしながらライアン選手の1回目のタイムを上回るドライバーはおらず、3戦連続のポールポジションを飾ることができた。

第4戦・総合予選正式結果 40/1位(出走15台)。ベストタイム/1分46秒570
41/6位(出走15台)。ベストタイム/1分46秒986
ドライバーズコメント
ライアン選手
「公式合同テストからマシンのセッティングはとても良く、微調整以外ほとんど変更する必要はありませんでした。予選1回目のベストタイムは、セクター1でミスしてしまった時のタイムで、さらにタイムを詰める余地はありました。予選2回目も、イエローフラッグがでなければタイムを更新できたと思います。とにかく結果3戦連続PPがとれ、マシンやタイヤにアドバンテージはあると思っていますし、明日のレースがとても楽しみです。」

服部選手
「セッション開始直後はセッティングが悪くなく状況に合わせて微調整を行ってきました。最後のアタックでニュータイヤを履いたとき、自分の想定以上に路面の状況が良くなっていてマシンのバランスがズレてしまい6位となってしまいましたが、中古タイヤでの安定感と速さが確認できたのが収穫です。明日はもっと早く走れるでしょう。」


フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <決 勝>
7月4日(日)・天候/曇 ・コース/ドライ ・出走台数/16台
強さ、巧さ、速さを見せつけたライアン選手、終始トップポジションを譲ることなく 完全優勝。
服部選手、ポイント圏内での走行も痛恨のコントロールミスで10位に沈む。

 昨日の予選よりは雲が少し多くなった分だけ涼しくなった鈴鹿サーキットで、2ヒート制の決勝レースが開催された。予選でPPを獲得したライアン選手は、朝のフリー走行でも順調にトップタイムを更新、服部選手も2位に着け抜群の滑り出しを見せた。フリー走行終了間際に本山選手がライアン選手のタイムを破りトップに浮上。ライアン選手はそれ以上の区間タイムを更新しながらも、途中でコースアウトしライアン選手は2番手、服部選手は4番手のタイムでフリー走行を終えた。
決勝ファーストスプリント(7/4 11:20〜 COURSE/ドライ 18周)
 ライアン選手は抜群のスタートダッシュでトップのまま1コーナーへ。服部選手はやや出遅れてポジションを8位まで下げてしまった。レースも半ば、序盤で2位との差を稼いだライアン選手に猛追してきたのがインパルの2台であった。1コーナーでライアン選手をパスしようと仕掛けたトレルイエ選手。しかし自身のコントロールミスによりコースアウトし、ライアン選手のトップは安泰に。その後もライアン選手は終始レースをコントロールしトップでファーストスプリントを終えた。服部選手はその後1台をかわし7位にポジションアップした。

決勝ファイナルスプリント(7/4 15:00〜 COURSE/ドライ 25周)
 午前中よりの気温が少し下がり、各マシンのセッティングの違いがレース展開にどう影響するかが興味深いところである。ファイナルスプリントでもきっちりとスタートを決めたライアン選手は無難にポジションを守りきりトップで1コーナーへ。7位ポジションをキープした服部選手は、3周目のシケインで2台のクラッシュがあり5位へとランクアップ。この時のクラッシュでセーフティカーが導入されたが、再スタートでもダンディライアンの2台は抜群のスタートを決めた。ポイント圏内で快調にラップを重ねる服部選手だったが(前戦に引き続きファステストラップをマーク)13周目のS字コーナーで痛恨のコースアウト。10位でレースを終えた。
 レースはその後もライアン選手がリーダーとなり抜群の安定感で優勝。今回の結果でシリーズランキング20ポイントとなりロッテラー選手を抜いてトップに立った。
第4戦・決勝正式結果 40/優勝  (16台中)。ベストタイム/1分50秒334
41/10位完走(16台中)。ベストタイム/1分50秒094
ドライバーズコメント
ライアン選手
 決して結果どおりの楽な展開ではなく、とても厳しいレースでした。ファーストスプリントはマシンが扱いづらくてスピードもあまり乗らずトレルイエ選手からハードにプッシュされました。彼が順位を落とした後は楽になりましたが・・・。
 ファイナルスプリントに向け、オーバーステア気味にあったマシンのアンチロールバーに手を加えるなどしてセッティングを変えたことで感触は改善することができました。終盤やはりトレルイエ選手がプッシュしてきたので非常にきついレースでしたが、チームはとてもハードな仕事をしてくれました。
 応援してくださっているスポンサーやファンの方々に、優勝で応えることができ大変うれしいです。今シーズンはタイトルの可能性も見えてきましたが、現時点では目前のレースだけを考えます。しっかりとポイントを積み重ねていけば、最後に結果が付いてくるはずです。」


服部選手
「セッティングは良く、ラップタイムも速かった。しかしラップを重ねるにつれオーバーステアがきつくなり、たまらずコースアウトしてしまいました。2台揃って表彰台を目指していただけに残念です。チームに安定感が備わってきましたが、まだまだ頑張らないといけませんね。次は僕がパーフェクトレースをご覧に入れます。リチャード、おめでとう!


チーム監督コメント
 「ファーストスプリントはライアン選手が言ってるように辛いレースでした。ライアン選手も服部選手も良く頑張ってくれたと思っています。ファイナルスプリントでは、セッティングの変更が上手く行きましたが、トレルイエ選手のプッシュはハードでしたね。今回は優勝できましたが、課題も残るレースでした。服部選手のセッティングには多くの余地もありましたし・・・。これでライアン選手のタイトル争いもほんの少しだけリードできました。今後は服部選手とのダブル入賞でチームタイトル争いにも名乗りを上げます。」