2004年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第3戦 RACE REPORT
<第3戦・ツインリンクもてぎ> 6月5日・6日
<観客動員数> 5日/ 7,000人・6日/18,000人
<TV放映> フジテレビ系列 6月6日 26時25分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフエンジニア
40ロブ・アーノット/41中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
株式会社NTTドコモ東北
NTT DoCoMo東北
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
レカロ株式会社
RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
玉置商事株式会社
TAMAKI

フォーミュラ・ニッポン 第3戦 <予 選>
6月5日(土)  ・天候/晴   ・出走台数/15台
公式合同テストでひとり異次元の走りを見せたライアン選手。
勢いをそのままキープして2戦連続PPを獲得。 
服部選手もグリッド3列目と、チームの安定感は抜群!

公式予選1回目(10:25〜 45分間 COURSE/ドライ)
 前日に引き続き、夏を思わせるような陽気となったツインリンクもてぎ。1回目のセッションが開始された時点で気温は26度、路面温度は37度にまで上昇していた。 そんなタイヤに負担がかかる状況の下、金曜日の走行で他を圧倒するタイムを叩き出したライアン選手は、序盤1回目のアタックで幸先よく会心のラップを刻みポジション1を獲得。その後はリアの挙動を詰めるべくセッティングを変更しアタックを続行した。コンマ5秒遅れで続く服部選手も同じくリアの挙動バランスを取るべくセットアップを図ったが、両選手とも満足のいくセッティングを見つけることができず、加えて路面温度の上昇もあり序盤のタイムを破ることはできなかった。
公式予選2回目(13:55〜 45分間 COURSE/ドライ)
 午後になっても暑さは衰える気配もなく、2回目のセッションが開始した時点の路面温度は43度にまで上昇した。セッション序盤は各チームとも最終的なセッティングの確認を行い、残り20分を切ったあたりからニュータイヤを投入してのタイムアタック合戦となった。しかし午前中より気温/路面温度が高くなった影響で、ライアン、服部選手を含むトップ6のドランバーはベストタイムの更新はならず、午前中のタイム順でそのままグリッドが決定した。ライアン選手は2戦連続でポールポジションを奪った。

第3戦・総合予選正式結果 40/1位(出走15台)。ベストタイム/1分37秒128
41/6位(出走15台)。ベストタイム/1分37秒636
ドライバーズコメント
ライアン選手
「予選2回目では路面温度上昇に合わせて微調整を続けたら、どんどんオーバーステアになってしまい1回目のタイムを上回ることはできませんでした。マシンコンディションは問題なく良い調子ですが、明日の天気予報を考えると決勝レースのセッティングはまた違った状況になるかもしれないので事前のフリー走行は肝心です。2連続でPPはとても嬉しい。2連続で優勝はもっと嬉しい。昨シーズンからチーム力は確実に向上しているのできっといい結果が出せると思います。頑張ります。」

服部選手
「タイヤに厳しいコンディションに上手くセッティングを合わせきれませんでした。路面温度が上がるとリアの挙動がナーバスになってしまいます。レース戦略を練ってライアン選手とともに表彰台を狙います。」


フォーミュラ・ニッポン 第3戦 <決 勝>
6月6日(日)・天候/曇、雨・コース/ドライ、ウェット・出走台数/15台
 ライアン選手、2周目1コーナー本山選手インからのプレッシャーでコースアウトし
 最後尾に。その後チームの歯車が狂いライアン選手8位完走、服部選手中盤リタイア。

 昨日までの好天が一変。朝からドンヨリとした曇り空となり、午後からの決勝はウエットコンディションになるのではないかという天気予報も出されていた。 午前9時からのフリー走行。 フルタンクでのマシンバランスや燃費などの確認とともに、ウエットレースになることも視野に入れたマシン調整を入念に行った。
結果はライアン選手、服部選手の1−2フィニッシュでチームの好調ぶりをアピールした。
決勝(6/6 14:45〜 COURSE/ドライ 55周)
 予報が見事的中。マシンがダミーグリッドに着くとにわかに雨が降り始め、スタート地点となる西コースの路面はウエットコンディションとなった。各マシンともグリッド上でレインタイヤにスイッチしたが、東コースはドライコンディションのままで、この不確定要素がレース展開に大きく影響を与えることになった。ちなみにライアン選手と服部選手はタイヤ交換と同時にウエット路面に合わせてセッティングの微調整も行った。
 午後2時45分決勝スタート。ポールポジションスタートのライアン選手は、4番手からロケットスタートをキメた本山選手に1コーナーでパスされたが、続く2コーナーの立ち上がりで抜き返し事なきを得た。がしかし、雨用にセッティングを微調整したライアン選手のマシンはオープニングラップであまりペースが上がらなかった。2周目のストレートでライアン選手のスリップに迫った本山選手は、再度1コーナーでブレーキング合戦を仕掛けた。そのプッシャーでライアン選手はコースアウトし最後尾までポジションを落とした。服部選手は6位スタートから順調に周回を重ねた。
 そして雨が上がり始めた8周目。ルーキーの片岡選手が真っ先にスリックタイヤにチェンジし驚異的なラップを刻みはじめたことを各チームが確認すると、13周目あたりから各マシンが続々とピットイン。状況をもう少し見極めたかった服部選手に先立ってライアン選手がピットイン。スリックタイヤに変え給油をしてコースに戻った。服部選手も続いてピットインしたが、時すでに遅く順位を大きく落としてしまった。
 その後停車車両撤去のためペースカーが導入されたタイミングでタイヤを交換し、ライアン選手は会心のラップを刻み(終盤にファステストラップを記録)抜くことが難しいもてぎで数台を抜き去り8位でフィニッシュした。服部選手はタイヤに生じたフラットスポットの影響でスピンしレースを終えた。
第3戦・決勝正式結果 40/8位完走(15台中)。ベストタイム/1分39秒360
41/リタイア(Lap38)。ベストタイム/1分39秒938
 
ドライバーズコメント
ライアン選手
 「ポールポジションもファステストラップも取れたことから予選でもレースでも速さは証明できたと思います。しかし結果3度のコースアウトとピットインのタイミングの遅れなど私のミスとチーム戦略のミスで順位を大きく落としてしまいとても悔しいです。応援していただいているスポンサーの方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回のレース、結果的には路面の変化を読んで変更したセッティングが裏目に出てしまいましたが、前向きな判断として納得しています。」

服部選手
「難しいレースでした。マシンの状態はとても良かったのですが、路面状況の変化に対応が遅れ大きく順位を落としてしまいました。最後のタイヤ交換後バイブレーションがひどくなりスピンをしてしまいとても残念です。課題の多いレースでしたが、これを解決し次につないでいきます。」

チーム監督コメント
 「ポールポジションと6位からのスタートでポイントが取れなかったのはとても悔しいです。先の展開を読みすぎてしまい、ドライタイヤへの交換タイミングを外してしまいまた。速さに対するチーム力は付いてきましたが、レース戦略を判断する力にまだまだ不足しているものがあるようです。ピットクルーの作業は完璧でしたし、ドライバーも速かった。レース戦略部分を強化し、チームの総合力を上げることが早急な課題です。」