今回の決勝方式はファーストとファイナルに分けた2つのスプリントレース制で開催される。決勝日となる5月2日は気温10度前後まで下がった昨日以上に寒い朝を迎えた。
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| ファーストスプリント(5/2 11:19〜 COURSE/ドライ 28周) |
レースのカギを握るコンディションは気温12度、路面温度は22度まで上昇。午前11時19分、好スタートを決めトップポジションを守ったライアン選手は、序盤から立川、ロッテラー、松田、井出、脇阪選手を引き連れ順調に周回を重ねた。その後2番手の立川選手がライアン選手に再三迫るものの、パッシングが難しいSUGOのコースでは容易に前に出ることはできず、大きな順位の入れ代わりもなく28周のヒートは終了した。
そんな中、服部選手は27周目の1コーナーで土屋選手をパスするなど、果敢な走りで8位まで順位を上げファイナルスプリントに挑むこととなった。
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| 第2戦・ファーストスプリント正式結果 |
40/1位完走(15台中)。ベストタイム/1分12秒975 |
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41/8位完走(15台中)。ベストタイム/1分13秒357 |
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| ファイナルスプリント(5/2 15:29〜 COURSE/ドライ 36周) |
昼過ぎあたりから太陽が顔を出しはじめコンディションも気温13度、路面温度26度まで上がってきた。午後3時、いよいよファイナルスプリントがスタートした。
スタート直後、ライアン選手と立川選手のフロントロウ2台の中央突破を狙ったのが抜群のスタートを決めた3位松田選手。ノーズを2台の前に突き出したもののライアン選手はインからアウトに、立川選手はアウトからインにお互いを牽制した動きを見せたため、松田選手はまずライアン選手の左フロントタイヤに接触。その後立川選手の右フロントにも接触しマシンは浮き上がり着地後にスピンした。この時に松田、立川選手が再度接触。2台はもつれ合うように1コーナーアウト側に飛び出した。これが原因でレースは赤旗中断。最初から仕切り直しとなった。
ライアン選手にとってこの再スタートはスタートミスを帳消しにしてくれるだけのものではなく、それ以上にラッキーなポイントがあった。接触した左フロントタイヤを点検した結果、ホイールにヒビが入っていたことが分かり、この状態でレースを続行していたらスローパンクしていた可能性が高かったからだ。
午前3時25分、今日3回目のレーススタートが切られた。松田選手と立川選手がピットスタートとなったため比較的ゆとりを持ったライアン選手は、今度はトップポジションキープに成功。井出選手が2位に付け、序盤からトップ争いは1秒以内での争いとなった。3位4位に脇阪選手、ロッテラー選手も食らいついていたが周回を重ねるごとに後退。最後はトップ2台の一騎討ちとなった。中盤ではライアン選手が1秒以上のマージンを稼ぐカタチとなっていたが、終盤に差しかかって再度白熱。残り4周の段階でライアン選手にコンマ3秒余りまで詰め寄った。しかし逆転は成らず。ライアン選手が見事逃げきり今季初優勝を果たした。
服部選手は今朝のフリー走行までの走りとは一転、中盤には5番手まで順位を上げていた。その後オーバーステア気味のマシンをコントロールしベテランらしい走りでポジションをキープ。しかしタイヤが厳しくなりはじめ、21周目のハイポイントコーナーで堪えきれずスピン。後車にパスされ、その後もペースをあげることができず7位でフィニッシュした。
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| 第2戦・ファイナルスプリント正式結果 |
40/1位完走(15台中)。ベストタイム/1分13秒540 |
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41/7位完走(15台中)。ベストタイム/1分13秒837 |
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| ドライバーズコメント |
ライアン選手
「今日は本当に厳しいレースでしたが、チームがすごくいい仕事をしてくれました。感謝します。ファイナルスプリントのスタートはあまり良くなくて、松田選手との接触もありましたが、運良くコースに残ることができました。2回目のスタートはトップのまま1コーナーに飛び込むことができ、そのままレースをコントロールできました。再スタートの時に左フロントタイヤを他の3本より古いタイヤに交換しなければならず、マシンバランスに不安がありましたが、実際に走り始めたら大きな問題はありませんでした。井出選手のプレッシャーはありましたが、無理して引き離すよりもミス無いようにペースを守っていました。エンジニアとマネージャーからは常に後車の状況やレース状態がドコモ通信システムで報告されていたので安心してレースをコントロールできました。前回の優勝からちょっと時間が掛かり過ぎました。この勝利はスタートであり通過点に過ぎないので、この後どんどん勝っていきたいです。スタッフとスポンサーの皆さま、ありがとうございました。」
服部選手
「今回、公式合同テストからセッティングに手間取ったのが残念です。5位は死守しようと頑張りましたが、リアが辛くて思わずスピンしてしまいました。スピン後はタイヤを交換するかどうかチームとドコモ通信システムで相談しましたが、無交換で行くことにしました。チームの対応は正しく安心できるものでした。そして、ライアン選手の優勝は本当に嬉しいのですが、私としてはあくまでもチーム2台が揃って勝利することを目標に置いています。今日の優勝をきっかけにさらに高いレベルのチーム作りに貢献したい思います。リチャード、おめでとう!」
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| 村岡代表コメント |
「ライアン選手が言ってたように、前回1度勝ってからここまでが長かった気がします。その間、チームではいろいろありましたがみんなで克服することができ、さらにスポンサーがいい体制を組んでくれたことも大きいと思います。予選でクルマが悪くてもそこからいい方向に持っていける力がつき、これで少しは名門チームと呼ばれるチームに近づけたのかもしれません。この2勝目はチームにとって大きな通過点になると思います。」
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