金曜日の合同テストから続く好天。決勝日も突き抜けるような晴天となり午前8時55分にフリー走行がスタートした。決勝に向けてセッティングの微調整、ニュータイヤの皮剥き走行、そして勝負を分けるファクターとなる給油とタイヤ交換作業を淡々とこなした。
結果はガソリン満タンでも速さを見せたライアン選手が2位、対する服部選手も無給油作戦の確認を行っての10位と、決勝でのチーム戦略が実行可能であることの確証を得た。
ちなみに今シーズンの数少ないレギュレーション変更の一つとして上げられるのがピット作業にかかわる人員が7名に制限されたこと。タイヤ交換の省略、給油時間などのピット戦略いかんでは順位が大きく入れ替わる要因となる。
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| 決勝(3/28 14:35〜 COURSE/ドライ 46周) |
気温18度、路面温度30度。注目の2004年開幕戦決勝がスタートした。9番グリッドからのライアン選手は好ダッシュを決め7位。無給油作戦の服部選手は猛進するライアン選手に進路を譲り8位でホームストレートに帰ってきた。
トップグループが10周目あたりでピットインを開始すると、16周目でトップに立ったライアン選手。ファステストラップを刻みながらその差を一気に広げにかかり、20周目を過ぎた時点で2位小暮選手とのアドバンテージを40秒差にまで確保していた。ピット作業のロスタイムは22秒プラス静止時間と計算できるため、あと少しの43秒以上の差を確保できればアウトラップ時もトップでコースに復帰できる。チームの思惑どおり30周目以降にピットストップを予定していたライアン選手だったが、最終シケインでのミスをきっかけに緊急ピットインを決意。しかし無線システムの運用上のミスからライアン選手とピットクルー間の通話が断線しておりピット作業の準備が間に合わず、ライアン選手は40秒のタイムロスを喫し後方に沈むこととなった。
ライアン選手に変わりトップに立った服部選手は当初の戦略どおりにタイヤ、ガソリンの省エネ走行で逃げ切りを狙う。しかし後方から追い上げる小暮選手、井出選手。33周目のシケイン、オーバースピード気味で飛び込んだ小暮選手は服部選手の側面に追突。そのアウト側から井出選手が進入し3台が横並びのままコーナーを立ち上がった。その際の接触によりホイールにダメージを負った服部選手は止むなくピットイン。タイヤ交換のみを行いコースに戻るも入賞間際の7位でレースを終えることとなった。
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| 第1戦・決勝正式結果 |
40/8位完走(15台中)。ベストタイム/1分49秒746
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41/7位完走(15台中)。ベストタイム/1分48秒826
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| ドライバーズコメント |
ライアン選手
「作戦は順調でマシンも速かったし、ピット作業は18秒台と早くできる事もわかっていた。ただ不測の事態が起こり大きなチャンスを逃してしまい実に悔しいです。この不運を糧に、チームスタッフと十分に協議して一層強いチームを作っていきたい。」
服部選手
「辛いレースだったけれど戦略は間違っていなかったし、上位も見えていただけに接触によるトラブルは残念。ただチームは速いクルマと戦略を準備してくれたし、僕もそれに応えられたレースだったと思います。2週間後のもてぎ合同テストでさらに磨きをかけて、次回のレースに挑みます。」
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| チーム監督コメント |
「ライアン選手との交信が断線したことは、早急に状況を分析して手を打たなければなりません。さらにこういった不測の事態への対応に甘い点があることが露見したことへの
対応もさらに突き詰めて行きます。
服部選手の無給油作戦は上手く行ってただけに接触は残念です。マシンとドライバーの速さには自信があるので、レース戦略とピット作業の見直しを急務に次戦へ臨みます。
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