2003年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第9戦 RACE REPORT
<ツインリンクもてぎ   10月18日・19日>
観客動員数:18日/ 5,500人、19日/14,000人
TV放映日:フジテレビ系列 10月19日 26時10分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフメカニック
中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
BLIMP/RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
株式会社ソフトクリエイト
SOFT CREATE
玉置商事株式会社
TAMAKI
有限会社イマックス
IMAX
株式会社イエローコーン
YELLOW CORN
公式合同テスト 10月17日(金) WEATHER/晴 COURSE/ドライ
 英国より招いたエンジニア・アーノット氏がチームに合流したのがちょうど前回のもてぎ戦。それと機を同じくしてライアン選手の快進撃がスタートした。今回のもてぎ第9戦でも金曜日の合同テストからマシンのセッティングは上々の仕上がりを見せている。ライアン選手自身のコンディションもシリーズクライマックスに向け好調をキープ。新たなエンジニアの参加が、同僚服部選手にもチームのポテンシャルにも良い影響を与えているのは確かである。
公式合同テスト計測総合結果 #40/5位。ベストタイム/1分36秒660
#41/10位。ベストタイム/1分37秒426

フォーミュラ・ニッポン 第9戦 <予 選>
10月18日(土)  WEATHER/晴、曇  出走台数/18台
 終始予選をリードした好調ライアン選手。残り5分で本山・金石選手にかわされ、
 惜しくも初ポールポジション獲得ならず。服部選手はブレーキトラブルを抱え10位。

1回目公式予選(10:35〜 45分間 COURSE/ドライ)
 朝になって一時的な雨が降ったものの、予選セッション1回目が開始される頃には雲の切れ間から太陽が顔を出し、気温・路面温度ともに上昇。コースも完全に乾いた状態で予選1回目がスタートした。
 ライアン選手はウォーミングアップを終えた3周目に1分36秒台をいち早くマークしトップにつけた。そののち終了間際までこのタイムを上回るドライバーは現れなかったが、ラストラップで本山選手がコンマ15秒上回り、ライアン選手、まずは2番手で1回目予選を終えた。
 服部選手は終盤にブレーキトラブルが発生。コースを十分に攻めきることができず8位で終了した。

2回目公式予選(15:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 予選2回目の開始は午後3時。空は曇りがちに変わり1回目に比べ気温/路面温度とも一気に下降しタイムアップが可能なコンディションとなった。ライアン・服部選手とも、まずはラストアタックに向けてのセッティング最終調整のためにユーズドタイヤでコースインした。中盤、ニュータイヤでのタイムアタックに入り、ライアン選手がようやく1回目の暫定ポールのタイムを上回る1分36秒03をたたき出し、その時点でのトップに躍り出た。しかし、残り5分を切ったところで、本山選手、金石選手が自己タイムを更新。ライアン選手は惜しくも初のポールポジション獲得を逃した。2位本山選手とは100分の15秒の僅差。決勝は2列目3番手からのスタートとなった。
 服部選手は、マシンバランスはまずまずだったものの、予選1回目の終盤に発生したブレーキトラブルが完全に回復せず苦戦。それでも8番手だった予選1回目のタイムをコンマ7秒縮めるが、惜しくも2つポジションを落とし10番手からポイントを狙うこととなった。

第9戦総合予選正式結果 #40/3位(出走18台)。ベストタイム/1分36秒285
#41/10位(出走18台)。ベストタイム/1分37秒089
ドライバーズコメント

ライアン選手
「昨日の合同テストから好調で、マシンも上々の仕上がりだっただけに、ポールポジションを取れなかったことはアンビリーバブルです。3番手のポジションは決して満足していませんが、前回鈴鹿で勝ったときも3番手スタートだったので、優勝の可能性は十分にあります。レースを上手くまとめて表彰台の真ん中に立つつもりです。」

服部選手
「ブレーキトラブルを抱えてしまったのが残念でした。明日の決勝は追い上げる粘りのレースに持ち込みます。狙うはポイントゲット!」


フォーミュラ・ニッポン 第9戦 <決 勝>
10月19日(日)  WEATHER/晴  出走台数/18台
スタートで順位を落としたライアン選手、15周目の素早いピットワークで3位を挽回。
 土屋選手の猛追を抑え切り3位表彰台でポイントゲット。 服部選手は7位と健闘!

 昨日の肌寒さとは打って変わり朝から気温/路面温度ともに上昇。決勝日のツインリンクもてぎサーキットは見事な秋晴れに恵まれた穏やかな1日となった。チームは朝のフリ ー走行で決勝に向けての最終的なマシンチェックを順調に消化した。

決勝(14:38〜 COURSE/ドライ 55周)
 金曜日の公式合同テストからつねにトップタイムをマークしていたライアン選手の決勝 レースは3番グリッドからのスタート。好スタートを決めた土屋選手に先行されたが、4 番手ポジションでトップ集団を形成。2Lap 目のS字でアウト側タイヤをダートに落とし ヒヤリとしたが、抜群のコントロールを見せてポジションを死守した。以後ファステスト ラップをたたき出しながら上位3台を追撃。そしてガソリン給油とタイヤ交換のため15周 目に先行してピットイン。チームのピット戦略の狙い通り、32周目までピットインを引き 延ばした土屋選手を抜き3番手に浮上することができた。その後22周に渡ってコンマ3秒 の攻防を続け、見事に3位でチェッカーを受けた。
 スタートで大きく出遅れた服部選手は、トップ集団と同等のタイムを記録しながら追撃 を図った。この出遅れにより当初の戦略は大きく変更され、早めの8周目にピット作業を 行いポジションアップを狙う。ベテランらしい安定したタイムを刻み前車を次々とパス。 レース終盤、次々とリタイアする車両を尻目にポイント獲得まであと一歩の7位でレース を終えた。

第9戦・決勝正式結果 #40/3位完走(18台中)。ベストタイム/1分39秒236
#41/7位完走(18台中)。ベストタイム/1分40秒407
ドライバーズコメント

ライアン選手
「まずチームがいいクルマを仕上げてくれたことに感謝します。15周目のピットイン作業も上手く決まり、狙い通り土屋選手の前に出ることができました。タイヤ交換後の土屋選手は速かったけれど、自分としては押さえるポイントはわかっていたので、さほどプレッシャーではありませんでした。見ている方はハラハラしたと思うけれどね。結果として3位は満足しています。自分にもチームにもコンスタントに速さがついてきているのを実感しています。次のラスト鈴鹿は、当然完全勝利を狙います。」

服部選手
「スタートで失敗し大きく出遅れたのがとても残念です。レースウイーク今日までの流れが悪くなかったので、戦略さえ上手くいけばポイントは取れると確信していただ けに、スタッフには謝らなければなりません。次はとうとう最終戦。自分らしいレースを してチームランキングに貢献したいと思っています。」

吉田チーム監督コメント
 「ライアン選手はレースウイークを通して良くまとまっていました。スタートと2周目のミスがとても残念ですが、なんとかドライバー、チームとも速さと強さをお見せする事ができたと思っています。もちろん3位は嬉しいところですが、更なる戦力アップに対する課題はまだまだあります。服部選手に関してはスタートが全てでした。
 次回鈴鹿最終戦では、今レースの問題点をクリアし、チーム、ドライバーのシリーズランキング上位獲得に向けて全力で望みます。」