2003年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第8戦 RACE REPORT
<MINEサーキット   9月20日・21日>
観客動員数:20日/ 8,900人、21日/29,000人
TV放映日:フジテレビ系列 9月21日 26時10分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフメカニック
中居 邦宏
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
BLIMP/RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
株式会社ソフトクリエイト
SOFT CREATE
玉置商事株式会社
TAMAKI
有限会社イマックス
IMAX
株式会社イエローコーン
YELLOW CORN
公式合同テスト 9月19日(金) WEATHER/曇 COURSE/ドライ→ウェット
 走行前に雨がパラついたものの路面状態ドライで1回目のセッションはスタートした。スリックタイヤでコースインしたライアン選手は開始早々から1分16秒台をマークし、自身とマシンの好調ぶりを鮮烈にアピール。その後、降雨、赤旗中断があり、コンディションが回復したラスト15分あたりから各ドライバーとも自己ベストを更新。ライアン選手も自己ベスト更新を狙ったがセッティングが決まらず伸び悩んだ。服部選手はコンスタントにタイムを刻み、最終的には10位まで順位を上げた。
 2回目は台風の影響で雨の中でのセッションとなりライアン選手、服部選手ともタイムの更新は望めず、ベストタイムは1回目に出したものになった。
公式合同テスト計測総合結果 #40/6位。ベストタイム/1分16秒986
#41/10位。ベストタイム/1分17秒381

フォーミュラ・ニッポン 第8戦 <予 選>
9月20日(日)  WEATHER/晴  出走台数/18台
終始マシンセッティングに苦しんだライアン選手、予選1回目前半をピークにタイムは
 下降し総合8位に沈む。服部選手はマシントラブルを抱えながらも12番手から決勝へ。

1回目公式予選(10:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 予選1回目のライアン選手はセッション開始直後の4周目に1分16秒324 をマーク。この時点で3番手につけたものの、その後は思うようにタイムを上げることができず、7番手で1回目を終了した。
 今大会で「トップフォーミュラ参戦100戦目」迎えた服部選手は、ピットウォークの際にスポンサーの「NTT DoCoMo」と「チームダンディライアン」から花束とケーキを贈られ、メモリアルレースを共に祝った。そんな服部選手、最後にはドライバー仲間からお決まりの手荒い祝福を受け、顔中生クリームだらけに。そんな上機嫌の服部選手ではあったが、予選1回目はギアトラブルの発生で15番手に沈んだ。

2回目公式予選(14:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 ライアン選手はグリッド定位置挽回を狙い、2セットのニュータイヤを投入。ここでもマシンセッティングに苦しみ、いつものキレのある走りが見られずじまい。結局、予選1回目からタイムを更新することなく総合で8位という結果に終わった。
 服部選手の2回目は徐々にタイムを上げていき、セッション中盤には一時3番手につけた。そして、残り10分、4セット目のタイヤで最後のアタックに入り、予選1回目の自身ベストタイムを上回る1分16秒484 をマークし、5位と僅差の8位に。総合では3つポジションを上げ決勝は12番手からのスタートとなった。

第8戦総合予選正式結果 #40/8位(出走18台)。ベストタイム/1分16秒324
#41/12位(出走18台)。ベストタイム/1分16秒484
ドライバーズコメント

ライアン選手
「残念。セッティングがまったく思うように決まりませんでした。明日は仕切りなおして決勝レースに挑みます。」

服部選手
「マシンは徐々に良くなってきましたが、もうひとつシックリと行きませんでした。今回はトップフォーミュラ参戦100戦目の節目のレースでもあるので、自分にとって記憶に残るレースにしたいです。」


フォーミュラ・ニッポン 第8戦 <決 勝>
9月21日(日)  WEATHER/晴  出走台数/18台
服部選手、記念すべきトップフォーミュラ参戦100戦目を今季自己最高4位でフィ
 ニッシュ! ライアン選手は2コーナー接触でコースアウトし痛恨の Lap0リタイア。

 DoCoMo DANDELIONは、前回MINEで実証された無給油完走のデータを基に、今回も気温などの関係で燃費が良いと判断。朝のフリー走行で最終的な燃費を確認した上でチーム両選手とも「無給油作戦」で決勝に挑む体制をとった。ただ「無給油作戦」をとりながらも他車の動向とレース展開を見つつ、その時点でベストな戦略を選択できるよう、常にDoCoMo製通信システムでドライバーのと交信を密にし、ペース調整は怠らないことを確認した。

決勝(14:30〜 COURSE/ドライ 70周)
 心配された台風15号の影響も薄れ、MINEサーキットは朝から秋晴れとなった。昨日の予選でマシンセッティングに苦しみ、いつものキレのある走りが見られなかったライアン選手。決勝レースは8番グリッドから勢い良くスタートした。6番手にポジションを上げたのも束の間、オープニングラップの2コーナーで土屋選手に追突されコースアウト。そのまま無念のリタイアとなった。
 服部選手は、まずポジションキープの12番手でオープニングラップを終えた。燃費走行を行いながらも、徐々にポジションを上げて行く服部選手。レース中盤、「無給油作戦」を取らなかったインパルの2台がピットインを終えた時点で表彰台圏内の3番手に浮上。その後、タイヤ交換を終え後方からハイペースで追い上げてきたインパル2台との三つ巴のバトルも押さえ込み、背後からのプレッシャーにも屈せず自らのペースを貫いた。レース後半になって一時接触で後退していたトレルイエ選手にかわされてしまうものの、表彰台目前となる4位でチェッカーを受け今季初ポイントを獲得した。燃費走行、タイヤ温存走行をしつつも、要所要所で見応えのあるバトルを展開。まさに記念すべき100戦目を今季最高位という成績で飾った。
第8戦・決勝正式結果 #40/リタイア(Lap 0)。
#41/4位完走(18台中)。ベストタイム/1分19秒377
ドライバーズコメント

ライアン選手
「公式合同テストでは調子も良くこのまま行けると期待していましたが、予選でコースコンディションが変わったこともあり、セッティングの方向性を見失ってしまいました。ただ、予選後のチームミーティングでは方向性の軌道修正もしっかりでき、決勝はイケるという確信があったのですが、残念ながら追突されてしまいました。予選でもっと良いポジションにつけていれば、このような混乱も避けることができたかもしれません。残り2戦、しっかり結果を残せるよう頑張ります。」

服部選手
「とにかく楽しいレースでした。表彰台まであと少しでしたが、4位は現状ではベストな結果だと思います。今回決勝でとった作戦は、ピットとのコミュニケーションが重要なポイントだったわけで、DoCoMo製通信システムのおかげで臨機応変な戦略をとることができ、安心してレースをすることができました。燃費もタイヤも厳しいレースでしたが、100戦目に相応しい内容のレースでした。これからも、さらに上を目指していくと同時に、チーム全体の戦闘力向上に貢献していきたいです。」

吉田チーム監督コメント
 「ライアン選手はスタートが良かっただけに、追突は残念。今回は予選の失敗がすべてでした。服部選手に関しては攻める時は攻める、守るときは守る、押さえる時は押さえる、と、ピットからの要求にパーフェクトに応えてくれて4位完走に導いてくれました。
 また今回の作戦はいつも以上にレース中のピットとドライバーの細かいやり取りが必要だったので、作戦が成功した要因にはDoCoMo製通信システムとそれを支えるスタッフの存在が大きかったと思います。残り2戦、気を引き締めて戦います。」