2003年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第4戦 RACE REPORT
<ツインリングもてぎ 6月7日・8日>
<観客動員数> 7日/ 70,00人、8日/20,000人
<TV放映> 6月8日 24時15分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
SPONSOR  
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGICSQUARE
ブリンプ株式会社
BLIMP/RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
株式会社ソフトクリエイト
SOFT CREATE
玉置商事株式会社
TAMAKI
有限会社イマックス
IMAX
株式会社イエローコーン
YELLOW CORN
公式合同テスト 6月6日(金) WEATHER/曇 COURSE/ドライ
 第4戦ツインリンクもてぎの予選・決勝に先立つレースウィークの金曜日に第7回公式合同テストが行われた。曇りがちの空模様の中、午前中の第1セッションでは途中2回の赤旗中断はあったもののライアン選手、服部選手とも徐々にタイムを縮めていった。とくに母国イギリスから国際F3000ローラのエンジニアをアドバイザーとして迎えファイト満々のライアン選手は序盤から好タイムを連発しトップタイムをマーク。午後からの第2セッションでは本山選手のタイムを上回ることはできなかったものの、ライアン選手は2番手につけ好調ぶりを鮮明にアピールした。
公式合同テスト計測総合結果 #40/2位。ベストタイム/1分37秒573
  #41/15位。ベストタイム/1分39秒987

フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <予 選>
6月7日(土) WEATHER/曇  出走台数/18台
     ライアン選手、前日の公式合同テストに引き続き好タイムをマーク。
  進化したマシンでライアン選手5番手、服部選手6番手の3列目から優勝を狙う!
1回目公式予選(10:25〜 45分間 COURSE/ドライ)
 気温22度、路面温度30度というタイヤに厳しいコンディションの中、各マシンともアタックに向けマシンセッティングを煮詰めていった。ライアン選手、残り10分にニュータイヤでコースイン。トップとコンマ3秒差の3番手につけた。服部選手は前日の公式合同テストではマシンセッティングが思うように決まらず苦戦するものの、徐々に調子をあげ8番手に上げてきた。
2回目公式予選(14:10〜 45分間 COURSE/ドライ)
 1回目よりも路面温度は下がり、タイムアップが望めるコンディションとなった。予選残り10分、両選手とも最後のニュータイヤでラストアタックに突入。ライアン選手は他のマシンより若干早くコースインしてしまったためアウトラップのマシンに引っ掛かかり、惜しくも1回目よりポジションを下げてしまった。それでも自己最高タイの5番手に付けた。服部選手も上昇ムードに乗りライアン選手に続く6番手に入った。明日の決勝は2台揃って3列目グリッドからの期待できるスタートとなった。
第4戦・総合予選正式結果 #40/5位(出走18台)。ベストタイム/1分36秒933
  #41/6位(出走18台)。ベストタイム/1分36秒950
ドライバーズコメント

ライアン選手
「昨日、今日とクルマの調子はすごく良かった。修正するポイントはほんの僅か。思いどおりの走りができ、クルマは確実に進化していると思います。明日はスタートが決まれば、良い結果を残すことができると思います。」

服部選手
「昨日よりはかなりセッティングは良い状態に戻りました。このコースはオーバーテイクポイントが少ないのでスタートが重要です。チームのポテンシャルも上がっているだけに、みんながベストを尽くせば結果は付いてくると思います。」


フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <決 勝>
6月8日(日)  WEATHER/晴  出走台数/18台
ライアン選手、気迫みなぎる走りで表彰台に立つ! チーム待望のポイントをゲット。
好位キープの服部選手、終盤にシフトトラブルが発生したものの11位完走を果たす!
 朝から夏空の広がったツインリンクもてぎ。14のコーナーが連続するテクニカルコースで、タイヤとブレーキ、そしてギアに厳しいレースとなる。午前9時40分からのフリー走行では両選手ともブレーキ、ギアボックスの調整を入念に確認した。
決勝(14:33〜 COURSE/ドライ 55周)
 気温25度、路面温度は37度まで上昇し汗ばむ陽気となった第4戦ツインリンクもてぎ。午後2時33分に決勝がスタートした。両選手ともスタートに失敗。数台に抜かれそのまま厳しいレースになると覚悟したオープニングラップではあったが、第3コーナー付近で後方3台を巻き込むクラッシュが発生。レースは赤旗中断され再スタートが切られることになった。
 2回目は両選手ともまずまずのスタートを決めポジションキープのまま序盤戦に突入した。上位の3台より遅いペースの4番手道上選手に押さえられ、両選手ともペースが上がらない。抜きにくいコースだけに我慢の走りが続く。そして10周目に本山選手がピットインしたのを皮切りにほとんどの選手が16周目までにピットストップを済ませた。服部選手も15周目にピットインし再び道上選手の後ろにつけた。
 一方ライアン選手はタイヤ交換を済ませた他車のタイムがアウトラップ後数周しかタイムアップしないのを確認すると、ニュータイヤの効果は薄いと判断しピットインを遅らせる作戦に出た。燃料が減った軽いマシンでタイムを稼ぎ、26周目にピットイン。チームの思惑どおり道上選手の前でコースに復帰することができた。その後ライアン選手5番手、服部選手7番手のポジションのまま小康状態がしばらく続いた。
 40周目、松田選手のスピンでセーフティーカーが導入。隊列走行が4周続いたが、なんとこの間に本山選手、そして再開直後に土屋選手と上位のマシンがスピン。これによりライアン選手は3番手に浮上。その後2番手井出選手にテールtoノーズでポジション争いを展開した。オーバーテイクポイントの少ないもてぎのコースでかわすまでには至らなかったが、昨年のSUGO以来、チームにとってもライアン選手にとっても2度目の表彰台を獲得。
 服部選手はセーフティーカー導入直前にシフトレバーが外れてしまうトラブルが発生。通常ならばこのままリタイアともなるほどのトラブルであったが何とか完走を果たした。終盤でのロッテラー選手とのオーバーテイクバトルといい、ベテランならではテクニックで意地と貫祿を見せつけたレースであった。
第4戦・決勝正式結果 #40/3位(出走18台)。ベストタイム/1分40秒144
  #41/11位(出走18台)。ベストタイム/1分40秒808
ドライバーズコメント

ライアン選手
「1回目スタート直後の赤旗は順位を下げていただけに本当にラッキーでした。レース前半は道上選手にペースを押さえられていたため、ピットインのタイミングを遅らせポジションアップに成功しました。後半はハードプッシュを続けましたがやはりこのコースはパッシングが困難。ライバル達の脱落は自分にとってこのレース2つ目のラッキーでした。」

服部選手
「最初のスタートは大失敗。2回目はまずまずでピットイン後も上位をキープできました。終盤シフトレバーのリンケージが緩みギアが入りにくくなってしまいました。ロッテラー選手に一度かわされた時もこのトラブルでシフトチェンジができなかったためです。その後はワイヤーを引っ張ってシフトチェンジをしていました。自分としては残念な結果でしたがマシンの調子は上向き。次のレースで頑張ります。」

吉田チーム監督コメント
 「ライアン選手の表彰台は上位が脱落してくれたラッキーな一面もありますが、接戦を粘り強く走った成果でもあります。公式合同テストで「速い」印象があっただけに、予選の順位がイマイチです。服部選手は上位につけていただけにトラブルは非常に残念。あの状態で完走できたのは、さすがベテラン。マシンも確実に進歩しているので、次に期待したいです。」