2003年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第3戦 RACE REPORT
<第MINEサーキット 4月26日・27日>
<観客動員数> 26日/ 9,800人、27日/31,200人
<TV放映> 4月27日 24時15分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(40号車)
リチャード・ライアン
ドライバー(41号車)
服部 尚貴
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
HARD
シャーシ 
ローラB351
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ北陸
NTT DoCoMo北陸
SPONSOR  
ドコモ・モバイル株式会社
DoCoMo Mobile Inc
SPONSOR
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rich
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
ブリンプ株式会社
BLIMP/RECARO
日本テレメディア株式会社
JTM
エイティーエス株式会社
ATS
株式会社ヤマタネ
YAMATANE
株式会社ソフトクリエイト
SOFT CREATE
玉置商事株式会社
TAMAKI
有限会社イマックス
IMAX
株式会社イエローコーン
YELLOW CORN
公式合同テスト 4月25日(金) WEATHER/曇、雨 COURSE/ウェット
 この日の公式合同テストは生憎の空模様。前日から降り続く雨も第1セッション開始予定の午前10時には止んだものの、コース全体が濃い霧に包まれた状態でスタートは2時間後に延期された。
 1回目セッションは時折の小雨で全チームともレインタイヤでコースイン。時間の経過に伴いコースコンディションは目まぐるしく変化し、タイムアップに繋がる状況では無くなった。2回目セッションは午後3時から。雨も上がり、ライアン選手、服部選手ともスリックタイヤでコースイン。しかしながら途中再び雨が降りだしピットで待機。残り10分となったところでニュータイヤでのアタックを開始。終了直前に再びの雨で路面状況が悪化し、不完全燃焼のまま時間切れとなった。
公式合同テスト計測総合結果 #40/9位。ベストタイム/1分17秒474
  #41/17位。ベストタイム/1分18秒877

フォーミュラ・ニッポン 第3戦 <予 選>
4月26日(土)  WEATHER/曇、晴  出走台数/18台
ライアン選手、セットアップに苦心しながらも自己ベストの5番グリッドを獲得!
服部選手も3番手とコンマ2秒差のシングルグリッド9番から期待大のスタート!
1回目公式予選(10:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 昨日の合同テスト終了後に激しく雨が降ったMINEサーキットではあったが、前線も通りすぎ天候はどうにか回復。午前10時、予選スタートの合図とともに両選手はコースインした。しかし、雨上がり直後と言うことでコース上は全体的にダスティなコンディション。ラバーののっていない路面の影響もあり終始グリップに悩まされた。結局、納得のいくタイムを得られないまま1回目は終了した。
2回目公式予選(14:00〜 45分間 COURSE/ドライ)
 セッションが始まると同時に両選手はコースイン。午前中のグリップ不足を解消するために変更したマシンセッティングを微調整する作業が速やかに進められた。開始から25分余りとなったところでニュータイヤでの最初のアタック。さらに残り10分で3セット目のニュータイヤによる最終アタックに入った。結果、ライアン選手は自己ベストの5位。服部選手に関しては最後に履いたニュータイヤが急にグリップ不足となり9位。ともに上位からは僅差の期待できるグリッドを獲得した。
第3戦・総合予選正式結果 #40/5位(出走18台)。ベストタイム/1分15秒192
  #41/9位(出走18台)。ベストタイム/1分15秒280
ドライバーズコメント
ライアン選手
「マシンがなかなか思うように決まらず、1回目2回目ともパーフェクトなコンディションではありませんでしたが、自分なりに精一杯プッシュしました。予選5番手は自分にとってフォーミュラ・ニッポンでのベストグリッドなので、上出来の結果だと思っています。明日が楽しみです。」

服部選手
「予選最後にニュータイヤを交換した途端、急にタイヤがグリップしなくなりました。マシンのセットアップは良い方向に向かっていただけに残念です。ポジションも僅かなタイム差で9番手にはなってしまいましたが、展開次第では良い結果が残せると思います」


フォーミュラ・ニッポン 第3戦 <決 勝>
4月27日(日)  WEATHER/晴  出走台数/18台
ライアン選手、好スタート3位浮上も束の間、後方車接触の煽りでコースアウト。
服部選手、終盤6位から果敢に攻め後方車と接触。共に第3戦、不運のリタイア!
 朝から絶好のレース日和。決勝の行方を占うフリー走行は午前9時30分に始まった。両選手とも満タンでのマシンバランスを確認。さらには今回のレースのポイントとなるであろうブレーキ、ギアボックスの調整を入念に行った。
決勝(14:03〜 COURSE/ドライ 70周)
 午後に入って汗ばむほどの陽気となり、ストップ&ゴーの続くテクニカルコースを70周する過酷なレースが午後2時過ぎスタートした。
 ライアン選手はスタートダッシュを上手く決め、土屋選手、本山選手に続き1コーナーに進入した。コーナー取りも良くこのまま行けば3番手! しかしここで、後方で起きた金石選手と小暮選手の接触アクシデントに巻き込まれてしまった。小暮選手のマシンが半分ほど浮き上がりながらスピンしライアン選手に追突。巻き添えを食ったカタチでグラベルに弾き出された。実に不運である。後にこのアクシデントの原因を作った金石選手にはピットレーンドライブスルーのペナルティの裁定が下された。
 一方、服部選手はこの1コーナーでの混乱を上手くかわし、オープニングラップで9番手から4番手にジャンプアップ。8周目に金石選手のペナルティで表彰台圏内の3位にポジションを上げた。そして19周目にピットインし給油とタイヤ交換を済ませコースイン。しかし抜き所の少ないこのコースで「ピットストップなし、タイヤ温存・燃費走行作戦」の奇策をとった福田選手に行く手を遮られ、本来のペースで走ることができない苦しい展開となった。それでも54周目、福田選手の僅かな隙をついて、1コーナーのアウト側よりオーバーテイクを図ろうと果敢に攻めた。が、同様にチャンスを狙っていた後続のロッテラー選手と接触し惜しくもリタイアとなった。
第3戦・決勝正式結果 #40/リタイア(Lap0)。
  #41/リタイア(Lap54)。ベストタイム/1分18秒501
ドライバーズコメント
ライアン選手
「スタートは上手く決まりラインも絶好でした。1コーナー手前でイン側に本山選手がいたので、アウト側からかぶせるような感じでコーナーに進入していき、3番手は確実だと思った瞬間、弾き出されるようなカタチになってしまいました。当たりようのない怒りと悔しさで一杯です。」

服部選手
「抜きどころのないMINEのコースで福田選手の燃費&タイヤ温存走行に阻まれてしまいました。つねにオーバーテイクのチャンスを狙い、最後は福田選手がインを締めてアウト側が開いたので飛び込みましたが、ロッテラー選手がちょうどミラーの死角となり確認することができずに接触してしまいました。残念です。」

チーム監督コメント
「服部選手は確かにあのまま走行していれば6位完走1ポイントを獲得できたかもしれません。しかし、今の私たちに必要なものはここで1ポイントではなく、シーズンを通して常にポイントを獲得できる強さだと思っています。今回、2台ともリタイアという残念な結果となってしまいましたが、ドライバーに対して「攻めのレース」を要求し、両ドライバーとも果敢にプッシュした上での結果なので、今後につながる内容のレースだったとポジティブに受けとめています。マシンは着実に進歩しています。さらなる速さを追求しつつ、戦略やピット作業など、チーム力も強化して結果につなげていきたいと思っています。」