2002年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第9戦 RACE REPORT
<第9戦・ツインリンクもてぎ UFJカードカップレース>
10月19日・20日
<観客動員数> 予選 4,100人・決勝 20,000人
<TV放映> フジテレビ系列 10月20日 24時55分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(68号車)
リチャード・ライアン
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフメカニック
中居 邦宏
HARD
シャーシ 
レイナード2KL
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
ホイール
BBS
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ東海
NTT DoCoMo東海
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ中国
NTT DoCoMo中国
SPONSOR
SAUBER PETRONAS
SAUBER PETRONAS
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rihe
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
(株)ブリンプ
BLIMP/RECARO
エイティーエス(株)
ATS
(株)キーエンス
KEYENCE
日本テレメディア(株)
JTM
 
公式練習(10/19  9:00〜 COURSE/ドライ 60分間)
 前戦MINEに引き続き、第9戦もてぎも「新ソフト」スペックのタイヤが供給され、各チームのタイヤマネージメントがレースの勝敗を左右する重要なファクターとなった。
 午前9時にスタートしたDoCoMo DANDELIONの公式練習走行。ニュータイヤではマシンバランスが不安定で、走り込むほどに安定してくるというマシン特性を改善するためのメニューが組み込まれていたが、実際にはニュータイヤの感覚を探る走行は4Lap ほどが限度であるため、この段階での的確なセットアップに至る成果は得られなかった。さらにもてぎコースへの対応として車高、ダンパー、キャンバーといった足回りも並行して調整。全体的なマシンセッティングを詰める作業に関しては相当の手応えが感じられた。
フォーミュラ・ニッポン 第9戦 <予 選>
10月19日(土)  ・天候/晴→曇  ・出走台数/17台
予選1回目は残り4分の黄旗でアタック不発。2回目に挽回し8番グリッドを確保!
公式予選1回目(12:45〜 COURSE/ドライ 45分間)
 天候はどんよりしたくもり空でコース状況はドライ。2回目が始まる頃には雨が降るであろうと予報がでていたため、各チームとも1回目のアタックを重要視してきた。
 チームはニュータイヤでの安定走行を図るためにウイングやキャンバーを微妙に調整しながら周回を重ね終盤のアタックに備えた。が、残り4Lap で黄色旗での速度規制区間が発生しベストアタックができずに終了。結果は12位で、2回目までの1時間の調整にすべてを懸けることになった。
公式予選2回目(14:45〜 COURSE/ドライ 45分間)
 結局雨は降らずチームとしてはひと安心。スタート直後から1回目のアタックで僅かに使用したニュータイヤを履き積極的なアタック体制に入った。マシンのコンディション自体はいい方向にまとまっているものの、すべてが完璧ではないという歯がゆい状態。そんな中、ライアン選手は持ち前のクレバーな走行で8位までポジションを戻した。
第9戦・総合予選正式結果/8位(17台中)。ベストタイム/1分33秒972
ライアン選手コメント
 「これまでのようなアンダーやオーバーステアは解消されましたが、今回はコーナーでブレーキングがやや不安定になり思いっきた攻めができなかった。しかし予選2回目のマシンコンディションは相当いいところまできているので明日が楽しみです。」


フォーミュラ・ニッポン 第9戦 <決 勝>
10月20日(日) ・天候/曇 ・コース/ドライ ・出走台数/17台
中盤以降はトップクラスのラップで猛追。あと1台、持ち前の粘りの走りで7位!
 朝のフリー走行。タイヤは浅溝。やはりガソリン満タン、レインタイヤでのマシンのバランスは良好で3位の成績。チームは予選2回目の調子が良かったことを考慮し、リアのダウンフォースと車高を調整する程度にとどめこのまま決勝レースに挑むことにした。
決勝(10/20 14:30〜 COURSE/ドライ 45周)
 ツインリンクもてぎはいわゆるストップ&ゴーの多いテクニカルコースでオーバーテイクの難しいサーキットである。ゆえに各マシンのタイヤ交換の時期がレースを大きく左右する。朝からの冷え込みで気温は18度、路面温度は20度。多くのチームがタイヤが温まる前の1Lap 目すぐにタイヤ交換を済ませる戦略にでることが予想される。中には雨待ちを期待してタイヤ交換の延ばすチームもある。
 午後2時30分、第9戦の決勝がスタート。スタートダッシュに失敗したライアン選手は2台にパスされたものの、1台を抜きかえしメインストレートに戻ってきた。上位数台が作戦どおり1周目のタイヤ交換にうってでた。DoCoMo DANDELIONも当初1周目のタイヤ交換を狙っていたがピットの込み具合、前車との距離等の状況を判断し3Lap 目にタイミングを遅らせた。順調なタイヤ交換作業で土屋選手より前でコースアウト。ほぼ全車がタイヤ交換し終えた時点で7位を走行していた。後ろから土屋選手が激しくプッシュ。ライアン選手は巧みなハンドリングで中盤まで順位をキープした。26Lap 目、前車のコースアウトでポイント圏内の6位へジャンプアップのチャンスが到来。しかしライアン選手はこの肝心なポイントでシフトミスをおかし、土屋選手に裏ストレート90度コーナーの飛び込みでパスされ順位は結局7位のまま。このミスが最後まで響きあと一歩の7位でフィニッシュ。中盤以降は上位車と同等のラップタイムを刻んでいただけに残念である。

第9戦・決勝正式結果/7位(17台中)。ベストタイム/1分36秒873
ライアン選手コメント
 「マシンはガソリンが少なくなる程に安定し、ラップタイムも上位と同等で周回を重ねることができました。中盤6位に上がるチャンスがあっただけにシフトミスが残念です。体調を崩しレース前はすこし不安でしたが、最後まで集中力を持続することができホッとしています。まだ新タイヤの扱いに戸惑っていますがチームと相談し次はいい結果を出したいと思っています。最終戦、ガンバリます。」
吉田監督コメント
 「戦略的には1Lap 目にタイヤ交換させてもよかったのかなと反省しています。そして今回もニュータイヤでマシンバランスが取りづらいのがネックでした。最終戦鈴鹿、悔いのないレースで締めくくりたいと思います。」