2002年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第6戦 RACE REPORT
<第6戦・スポーツランドSUGO 仙台放送カップレース>
8月3日・4日
<観客動員数> 予選  7,950人・決勝 37,600人
<TV放映> フジテレビ系列 8月4日 25時50分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(68号車)
リチャード・ライアン
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフメカニック
中居 邦宏
HARD
シャーシ 
レイナード2KL
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
ホイール
BBS
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ東海
NTT DoCoMo東海
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ中国
NTT DoCoMo中国
SPONSOR
SAUBER PETRONAS
SAUBER PETRONAS
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rihe
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
(株)ブリンプ
BLIMP/RECARO
エイティーエス(株)
ATS
(株)キーエンス
KEYENCE
日本テレメディア(株)
JTM
 
公式練習(8/3  9:00〜 COURSE/ウエット 60分間)
 スポーツランドSUGO名物の霧を伴う雨で、土曜日午前中の公式練習はウエットタイヤでの走行となった。チームはこのコンディションでは本格的なテスト走行はできないと判断。コースを軽く4周、ブレーキの焼き入れを行った程度にとどめた。
フォーミュラ・ニッポン 第6戦 <予 選>
8月3日(土)  ・天候/曇  ・出走台数/17台
上昇モードのライアン選手、2戦連続予選自己最高タイの7位。トップとは1秒以内!
公式予選1回目(13:10〜 COURSE/ドライ 45分間)
 天候は徐々に回復。スタート時のコースコンディションはドライとなった。マシンの基本的なセッティングは事前テストのデータによるものでおおむね快調。Fウイングと車高の細かな調整を終え1回目のアタックに入った。ニュータイヤがパフォーマンスを発揮する4Lap 目のアタック周回で服部選手がスピン。場所は最終コーナーで、ライアン選手はこの時に出された黄旗期間中の減速違反でペナルティを課せられた。状況的に不可抗力ということで大会委員会にアピールしたが、結果受け入れられずベストタイム及びセカンドタイムが削除され、5位から8位に降格した。
公式予選2回目(15:15〜 COURSE/ドライ 45分間)
 予選2回目、気を取り直して早めにアタックを開始。早々と2番手のタイムをマークし他チームの動向を見るためにスタンバイ。ラスト7分でアタックを再開した。徐々にコースコンディションが回復していただけに、アタックのタイミングが若干早かったかもしれない。結果的には7番手のタイムにとどまったが、トップからは1秒以内。2戦連続で自己最高タイ7位のグリッドをゲットした。

第6戦・総合予選正式結果/7位(17台中)。ベストタイム/1分10秒258
ライアン選手のコメント
 「走り始めの段階からマシンは順調に仕上がっていました。1回目の減速違反の状況をオフシャルに説明したのですが受け入れられず残念。ただマシンの状態がかなり良く、2回目できちっと挽回できると思っていたので気は楽でした。実際に細かなバランス調整でトップと1秒以内に詰めることができました。欲をいえばアタックのタイミングをもう少し遅らせていたらと思っています。」

フォーミュラ・ニッポン 第6戦 <決 勝>
8月4日(日) ・天候/曇  ・コース/ドライ ・出走台数/17台
チーム、ドライバー、マシンの総合力が結実。初ポイント・初表彰台、堂々の2位!
 ガソリン満タンの決勝セッティングで強いアンダーステアの兆候が出たため、アンチロールバー、Fウイング、車高等を調整。それでもまだアンダーの兆候が直りきっていないため、決勝レースまでの時間で対応することになった。フリー走行は10位。
決勝(8/4 15:04〜 COURSE/ドライ 60周)
 真夏のサバイバルレース3連戦・最終章。スタート予定時刻の約1時間半前から急に大粒の雨が降り始め路面はウエット。雨は上がったがスタート直前にはコースを霧が覆い、25分遅れでフォーメーションラップがスタートした。午後3時4分に決勝がスタートし、ほぼグリッド順に1コーナーへ進入した。全車セミウエットタイヤを選択していた。路面が急速に乾きはじめてきたためスリックタイヤに交換する動きとなった。1周目で本山選手、ライアン選手も早めの決断で2周目にピットインした。
 ただライアン選手に関しては参加チーム唯一コース上すべてをカバーするDoCoMo無線システムを搭載していたため、ドライバーとピットの双方向で路面状況、他チームの動向をリアルタイムで交信していた。そのためメカニックも慌てずに余裕をもってタイヤ交換作業に入ることができ、チームの戦略的な面で大きく貢献した。
 6Lap 目、立川選手と脇阪選手が接触コースアウト。セーフティーカーが導入された。セーフティーカー走行は9周続き、この間に全車がタイヤ交換を終了。この時点で順位は本山、ファーマン、ライアン、道上、土屋。レース再開となった15Lap 目の最終コーナーでファーマン選手が本山選手の前に出た。本山選手はこの時のハンドリングミスでコースアウトしリタイア。2位に浮上したライアン選手は、トップに立ったファーマン選手と約7秒差、後続の道上選手と1秒以内の差をキーフし、残り45Lap を力走した。とくに道上選手とはコンマ6秒差で張りつく一進一退の攻防。
 結果は堂々の2位。ライアン選手にとってもDoCoMo DANDELIONにとっても初ポイント、初表彰台。ゴールの瞬間、両手を掲げ喜びを表現したライアン選手の姿が印象的だった。
第6戦・決勝正式結果/2位完走(17台中)。ベストタイム/1分13秒460
ライアン選手コメント
 「自分自身も初ポイント・初表彰台、チームにとっても同じ結果で最高の気分です。チーム、そしてスポンサーに感謝します。
 マシンのコンディション、スタートでポジションキープ、そしてピットインのタイミングと、すべてがうまく噛み合った最高のレースでした。道上選手のプッシュはとてもハードで決して楽ではありませんでしたが、マシンは好調で自分もミスがなく、ペースを乱さずタイヤに負担をかけないようレースすることを心掛けていました。逆にファーマン選手に何かミスがあればチャンスが生まれるので、放されないよう意識しました。自分としてはトップのファーマン選手に追いつくことはできたと思いますが、ハードプッシュはできても、抜くことは無理と判断しました。」
吉田監督コメント
 「今回2位という好成績にはDoCoMo無線システムが多大に貢献してくれたと思います。勝負どころとなった序盤のコース状況を的確に判断する事ができ、順調にタイヤ交換ができたこと。上位のリタイア等ラッキーもありますが、ラップタイムはファーマン選手と同じで、堂々と勝ち取った2位だと満足しています。ライアン選手をはじめスタッフ全員、そしてスポンサーのサポートとチームの総合力が実った成績だと思います。残る目標はあと一つ、表彰台の中央をめざして頑張ります。」