2002年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第4戦 RACE REPORT
<第4戦・鈴鹿サーキットUFJカードカップレース>
7月6日・7日
<観客動員数> 予選 12,000人・決勝 28,000人
<TV放映> フジテレビ系列 7月7日 25時45分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(68号車)
リチャード・ライアン
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフメカニック
中居 邦宏
HARD
シャーシ 
レイナード2KL
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
ホイール
BBS
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ東海
NTT DoCoMo東海
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ中国
NTT DoCoMo中国
SPONSOR
SAUBER PETRONAS
SAUBER PETRONAS
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rihe
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
(株)ブリンプ
BLIMP/RECARO
エイティーエス(株)
ATS
(株)キーエンス
KEYENCE
日本テレメディア(株)
JTM
 
公式練習(7/6  9:20〜 COURSE/ドライ 60分間)
 前日金曜日の天気予報では土曜・日曜は雨模様。チームは初めてのウェットコンディションレースに対応する公式練習を想定していたが、予報ははずれその心配はなくなった。
 午前9時過ぎ、スタート時の路面は前日降った雨のせいでウエット。まずは深溝タイヤで走行を開始した。徐々に路面が渇きだしてきたため、タイヤ交換の練習を兼ね浅溝タイヤ、そしてスリックタイヤへ交換。マシン自体はアンダーステアかと思えば急にオーバーステアが出たりと、ライアン選手を手こずらせるナーバスな状態であったが、足回りを重点にマシンチェックを繰り返し、なんとかいい方向にセットアップすることができた。
フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <予 選>
7月6日(土)  ・天候/曇→晴  ・出走台数/17台
ラストアタックでクリアがとれずグリッド後退。10番手からポイントゲットを狙う!
公式予選1回目(13:40〜 COURSE/ドライ 45分間)
 公式練習終了後にあった4つのサポートレースで路面の状態が予想以上に悪化。このためマシンのセッティングを急きょ変更せざるを得なくなった。セッティングは基本的に元に戻し、ダンパーの交換を行った。短時間の作業で順位は13番手と不本意なものとなったが、タイムそのものは確実に上向きの状態にあった。ライアン選手の2回目のアタック次第ではシングルグリッドは十分に期待できる。
公式予選2回目(15:45〜 COURSE/ドライ 45分間)
 チームは調子上向きのマシンにさらに入念な調整を加え最終アタックに備えた。ラスト5分、残ったニュータイヤに替え万全を期してコースインしたが、遅い車に引っ掛かりライアン選手のアタックは不発に終わり総合予選結果は10位。終了後、予選では仕方がないことと割り切り、チームとして明日の決勝レースに全力を尽くことを誓った。
第4戦・総合予選正式結果 /10位(17台中)。ベストタイム/54秒347
ライアン選手のコメント
 「朝はマシンがすごくナーバスで乗りづらかったのですが、予選1回目、2回目と徐々に良くなってきました。あとは前後のバランスが少し気になるだけ。メカニックと相談して決勝までにはマシンを仕上げていきたいと思います。明日はショ−トコースで抜くのが難しい決勝レースですが、精一杯頑張ります。」

フォーミュラ・ニッポン 第4戦 <決 勝>
7月7日(日) ・天候/晴  ・コース/ドライ ・出走台数/17台
灼熱の鈴鹿!抜き所の少ない73周サバイバルレース、終始攻めの走りで8位完走。
 午前9時からのフリー走行。ガソリンで重い決勝セッティングながらライアン選手の感触は良好。終始4、5番手での走行をキープできたため、あえて新たな調整をせずに最後まで現状の確認ワークを続けた。マシンバランスもよく、ライアン選手としてはブレーキをあと少し煮詰めたかったようだが、残念ながらフリー走行中には消化できなかった。
決勝(7/7 14:33〜 COURSE/ドライ 73周)
 パーフェクトなスタートを見せたライアン選手。ところが前方で4位本山選手がエンジンストール。これ避けるためにハンドルを切りスピードをロス。後方2台に挟まれつつ1コーナーに進入した。この時、黒沢選手左リアタイヤがライアン選手の右フロントウイングに接触。翼端板がひび割れしたもののピットインせずに走ることになった。オープニングラップは上位2台が消えたため現状維持の8位。以後パッシングが至難の業といわれる東コースで積極的な攻めのレースを続けた。ポイントとなるタイヤ交換は22Lap 目。順位は2台を抜きの6位で、タイヤ交換作業も順調だった。がしかし、ライアン選手のピット速度リミッターのスイッチONが早すぎ失速状態になってしまった。このタイムロスで折角パスしたトレルイエ選手、金石年弘選手に抜かれてしまい、全車がタイヤ交換を終えた時点で元の8位にダウンした。レース後半、前車トレルイエ選手をハードにプッシュし続けたが、2〜3Lap の周期でリアタイヤがスライドする症状が出始め、逆に後方からの追走を意識しなければならなくなった。ストレートスピードが早かったため抜かれる事はないとライアン選手には自信があったため、接戦のまま8位でフィニッシュ。2戦連続の完走を果たした。
第4戦・決勝正式結果/8位完走(17台中)。ベストタイム/58秒334
ライアン選手コメント
 「スタートで本山選手を避けたことと、リミッタースイッチを早く入れすぎたことがポイントでした。マシン自体は好調で、ブレーキはまだ詰める余地はあると思います。レー ス後半のハードプッシュのせいでタイヤが消耗してしまい8位どまりは残念です。2戦連続でシングル完走できたことはうれしく思っています。」
吉田監督コメント
 「パッシングポイントの少ない鈴鹿東スペシャルコースでは、やはり予選であと2つ3つ上を押さえなければなりません。予選ラストアタックで引っ掛かったことは仕方がないとしても、もうすこしいい状態のマシンでライアン選手に戦わせてやりたかったです。スイッチの件はありましたが、終盤、後車を押さえて走りきったことなど、おおむねレース展開はうまくいったと思います。このデータを活かし次戦・もてぎで結果を出したいと思います。」