2002年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
最終戦 RACE REPORT
<第10戦・鈴鹿サーキット UFJカードカップ2×4レース>
11月2日・3日
<観客動員数> 予選 11,500人・決勝 27,000人
<TV放映> フジテレビ系列 11月3日 24時55分〜
DoCoMo TEAM DANDELION RACING
ドライバー(68号車)
リチャード・ライアン
チーム代表 
村岡  潔
チーム監督
 吉田 則光
チーフメカニック
中居 邦宏
HARD
シャーシ 
レイナード2KL
エンジン
無限 MF308 3000ccV8
エンジンメンテナンス
東名エンジン
通信機器 
NTT DoCoMo FOMA & PDC携帯
データーロガー
LAPCOM−VX/NTT DoCoMo仕様
ホイール
BBS
MAIN SPONSOR
株式会社NTTドコモ
NTT DoCoMo
株式会社NTTドコモ東海
NTT DoCoMo東海
株式会社NTTドコモ関西
NTT DoCoMo関西
株式会社NTTドコモ中国
NTT DoCoMo中国
SPONSOR
SAUBER PETRONAS
SAUBER PETRONAS
田中オートサービス
TANAKA
株式会社和光ケミカル
WAKOS
京都機械工具株式会社
KTC
山田辰株式会社
THE MAN SPIRIT
パーカル株式会社
PERCUL
株式会社親和
Rihe
有限会社マジックスクエア
MAGIC SQUARE
(株)ブリンプ
BLIMP/RECARO
エイティーエス(株)
ATS
(株)キーエンス
KEYENCE
日本テレメディア(株)
JTM
 
公式練習(11/2  9:55〜 COURSE/ドライ 60分間)
第8戦、第9戦に供給された「新ソフト」スペックタイヤ。マシンのセットアップ作業を多少手こずらせたこのニュータイヤが最終戦鈴鹿ではレギュラータイヤでのレースに戻された。
 今回持ち込んだマシンはもてぎセッティングをべースにした改良版である。前日降った雨で濡れた路面ではあるものの、走り始めから中盤まで2、3番手のタイムをマークしコンディションは良好。さらにセットアップ作業を続けることもできたが、明日の天気予報が晴であることを考慮し、終了5分前で走行を終えた。

フォーミュラ・ニッポン 第10戦 <予 選>
11月2日(土)  ・天候/晴   ・出走台数/17台
予選対応のセットアップでマシンバランスがナーバスに。トップとは1秒以内の9位!
公式予選1回目(13:55〜 COURSE/ドライ 45分間)
 午前中の公式練習では快調だったDoCoMo DANDELION。スタート直後の周回で若干のアンダーステアを感じたため車高とダンパーを微調整した。さらにアタック前にライアン選手からマシンの底が擦り気味というアピールがあり車高をアップ。しかしこれが裏目にでてタイムが伸び悩み9番手に。トラクションが掛からずフロントサスがナーバスな状態になりマシンコントロールに手こずったためである。
公式予選2回目(15:40〜 COURSE/ドライ 45分間)
 車高を上げて失敗してマシンセッティングをさらに煮詰めなおし2回目の予選に突入。ナーバスな状態は僅かに残るものの、もてぎとMINEで見せたようなニュータイヤでのタイムロスはなくなり8位のタイム。マシン自体のバランスは1回目に比べまとまってきたようだ。トップからも1秒以内で、ポイントゲットの射程距離につけることはできた。

第10戦・総合予選正式結果/9位(17台中)。ベストタイム/1分44秒818
ライアン選手コメント
 「自分にとってはタイヤがレギュラーに戻ったことはグッドニュース。そして公式練習の調子が良かったのでトップ6以内には入れるだろうと思っていました。しかし残念ながらセッティングの方向性を誤って失速してしました。泣いても笑っても明日が最終戦なのでポイントを積極的に取りに行きます。」

フォーミュラ・ニッポン 第10戦 <決 勝>
11月3日(日) ・天候/晴 ・コース/ドライ ・出走台数/17台
ポイント奪取への気迫もデグナーで消滅。鈴鹿最終戦、スピンアウトでジ・エンド!
 今シーズンのライアン選手は予選の成績を落としても、ガソリン満タン、中古タイヤを履いた決勝セットではマシンを絶妙にコントロールし挽回。今回のフリー走行も終了間際まで2、3番手をキープし、結果5位でマシンの順調な仕上がりをアピールした。ポイントゲットに意気込むライアン選手。決勝が楽しみである。
決勝(11/3 14:30〜 COURSE/ドライ 35周)
 朝晩12月並の冷え込みながら晴天の日差しで気温は16度、路面温度は24度まで回復。スターティンググリッドでエンジンストールした5位道上選手がピットスタートとなったため、ライアン選手は実質8番手からのスタートとなった。
 午後2時30分、国内トップフォーミュラ鈴鹿最終戦決勝のグリーンシグナルが点灯。ここ2戦続いたスタートの出遅れもなくライアン選手は順調に1コーナーへ。そして後続の2台が接触しコースアウトした。このアクシデントでチームはペースカーか赤旗中断の可能性があると判断し素早くタイヤ交換の体制をとった。結果的にはこのままレースが続行したため、当初の予定どおりタイヤ交換は5〜6Lap 目、もしくはライアン選手が前車に追いついた時点で入ることにした。上位のマシンが早々とタイヤ交換に入ったため2Lap目で5位。3Lap 目、前車の追いついたためピットインしようとしたが、前車が先にピットイン。そのために前が空いたためライアン選手はあと1Lap タイヤ交換のタイミングを遅らすことにした。そんな4位走行の4Lap 目、ライアン選手はデグナー1つ目カーブの縁石にタイヤを乗せすぎ単独スピン。果敢に攻めた作戦がまさに裏目に出たカタチとなった。呆然とピットモニターを見上げるチームスタッフ。そしてすべてが終わった。
第10戦・決勝正式結果/リタイア(4Lap )。ベストタイム/1分49秒372
ライアン選手コメント
 「最終戦は決勝レースセットもタイヤもいい状況で向かえることができたので、皆さんの期待に応えようと張り切ってスタートしました。3Lap 目に前が空いたので後1Lapタイヤ交換を遅らせて少しでもタイムを詰めようとアタックしました。デグナーでの自分のミスでチームに大きな損失を与えてしまい大変ショックです。是が非でもポイントをとアグレッシブな姿勢で攻めていただけに仕方がないと自分に言い聞かせています。
 来日して2年目。来年もぜひ同じチーム、メンバーでチャンピオン目指してチャンジしたいと思っています。」
吉田監督コメント
 「なんとしても有終の美を飾りたかったの一言です。決勝セッティングの調子も良く、正直これは行けるかもしれないと思っていましたが、やはり予選で9番手と出遅れたのが誤算でした。リタイアに関してはライアン選手のアタック中のミスだけに一方的に責めることは酷かもしれません。結果は残念ですが来期もライアン選手とともに戦いたいと思っています。きっとこの苦い経験でライアン選手は何かをつかんでくれたことでしょう。チームの総合力を確実に上げて来期にチャレンジします。」

2002年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
「DoCoMo TEAM DANDELION RACING」
株式会社NTTドコモをはじめとする協賛スポンサー各位へ。

2002年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンへのシリーズ参戦に
多大なるご支援を賜り誠にありがとうございました。
今シーズンを振り返ってみれば、
第6戦・SUGOにおいて2位の成績を上げ、
その後、流れに乗りながらも入賞にいたりませんでした。
しかしながら1台参戦においてシリーズチームランキング6位を獲得でき、
トップチームへのステップをまた一歩駆け登り
シリーズで終えることができました。
この貴重な経験とデータを活かすためにもチームの総合力を高め、
来期こそ表彰台に幾度も立つことができるようチャレンジしたいと思います。
なにとぞ2003年度もご支援を賜りますようお願い申し上げます。

チーム代表 村岡  潔